『未完の肖像』を読み、子供のころの空想一人遊びを思い出した。
畳の部屋の真ん中の畳に座り、海を漂流中で、座っている畳が筏で、その畳の周りが海だと空想する。畳から出ると海に落ちて溺れてしまうので畳の外には出られない。
そう思って海に落ちないように緊張していたら、突然母親が畳んだ洗濯物を手にして部屋に入ってきた。
海の上を溺れもせずにズカズカ歩いてきたので、非常に気分を害した。
おそらく「黙ってさっさと出ていって」と顔に出ていたのだろう、母親は何か言いかけたのを止めて、自分の用事を済まして黙って出て行った。
子供の頃、『赤毛のアン』が好きだったことも思いだし、今度の朝のテレビ小説は見てみようかと思う。
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