水が引けて朽ちたボートが一艘沈んでいたのが姿を現した。沈んだ時の状況は想像がつかない。
傘が一本柄を真上に向けて開いたまま沈んでいた。こちらの方は状況の想像がつく。雨の日に傘をさして通りかかったら、強風に傘を飛ばされる。沼に落ちた傘の内側に水が溜まって沈み姿が見えなくなる。どのくらいの時間で沈んだのかはわからない。通行人は傘を諦めて濡れながら帰る。もしくは、信号を渡ってコンビニで新しい傘を買う。ちなみにコンビニの建物は現在店を閉めたままだ。
水が引けても土が濡れているので、鏡のように樹木の姿を映している。水に映っているときと違い、色がなく暗い。
今、桜は満開。桜の花びらが散って濡れた土を覆うところを想像してみる。
別所沼公園の桜の様子

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