小説の小道
2014年5月16日金曜日
バラントレイの若殿
スティーヴンソン作、題名から想像する内容にいい意味で裏切られる。
主人公がバラントレイの若殿で、さわやかで魅力的な人物が活躍する話の予感がする。
確かに魅力的な人物だが、まじめな善人が退屈でつまらない人間と思われるのと裏返しの魅力だ。
戦死したと思われた兄が突然帰ってくる。既に弟が兄の婚約者と結婚した後だ。
この兄がこれからどうするのか、先の展開に期待が高まる。
文学作品としておもしろく、作者の代表作になっていないのが不思議だ。
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