ローダンは、アトランらの救出のため、小型艇を出した。小型艇の転送機により順次転送してマルコ・ポーロに収容する予定だった しかし、大群の宇宙船が近づき、小型艇は退避せざるを得ず、救出はならなかった。
受け入れ態勢にあったマルコ・ポーロの転送機から出てきたのは大群の従属種族の戦士(ラクーン)だった。小型艇に転送機使用に必要な情報を伝えたのを傍受されてしまったのだ。
ローダンは、ラクーンと交渉しようとしたが、果たせず、やむなくロボット戦士を投入した。決して降伏しようとしないラクーンは全滅した。
アラスカの顔に取りついたカピンの動きが活発化し、アラスカの体はエネルギーの膜につつまれた。
その時、死んだ状態の4体のラクーンが発見され、同様に体がエネルギーの膜につつまれていた。
エネルギーの膜は、転送機の役目を果たしており、ラクーンとアラスカは姿を消した。
アラスカとラクーンが転送された先の惑星は偽神が支配していた。アラスカは捉えられ偽神のもとに連れてこられた。偽神から、アラスカの脳内の情報を得たことを告げられた。そのとき、アラスカの顔のカピンは偽神に移った。
偽神は苦しみ出し、そのすきにアラスカは逃げ出した。ラクーンと対立している別の種族の者に助けられて、その種族の宇宙船で、惑星を脱出したところで、アラスカを追ってきたマルコ・ポーロに救出された。
逃走の際、偽神を殺害する爆弾を置いてきたので、偽神から逃げ出したカピンの断片は、アラスカの顔に戻っていた。
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