2022年2月18日金曜日

284 氷界から来た男 サイノスの叛乱

  南極の氷の中から一人の男が現れた。シュミットの弟だ。ノストラダムスの姿でアトランとは旧知の間柄だ。アトランはノストラダムスをローダンのところに連れて行った。

 大群の船団は太陽系から退却し、第二中央制御惑星に向かったと考えたローダンは、大群の宇宙船を追いかけた。シュミットは、サイノスの9人の指導者が肉体をなくしエネルギーの形態になっているのを殺害した。エネルギーは解放され、その放射が偽神を死に至らし、全滅させた。偽神の死により大群の船団は混乱して撤退した。シュミットはその後石になった。

 第二中央制御惑星は、ノストラダムスが支配することになった。大群のそもそもの目的は知性をもたらすもので、カルティスも大群内で分裂していた。

 ロルヴィクは、また、暗殺されそうになり、暗殺者を追ったら、転送機で別の惑星に出た。その惑星でロコシャンに出会った。ロコシャンは、大群の進路上にあり、大群に取り込まれない惑星がどうなるか調査のためその惑星に来ていた。そのとき、惑星を覆っていたエネルギー繭が消滅した。本来、エネルギー繭は大群内で消滅しないものだった。

 暗殺者は、転送機で既に惑星を去ったようなので、転送機を破壊して、ロコシャンもロルヴィクとハイヌを乗せて大群内の宇宙に飛び出し、ローダンの宇宙船に収容された。

 ローダンのもとには、メルセイレも来ていた。

 サイノスの中に、大群内に戻って大群の管理をすることを拒否するグループが出てきた。

 その反乱軍がノストラダムスを襲撃したが、不成功に終わった。

 

 

 

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