遭難した宇宙船から大執政官候補者の陰謀を窺わせるものが出てきた。
デイトンは、事情を探るためオラーナとサンダルを候補者のもとに派遣した。
オラーナとローダンのスキャンダルの偽情報を流し、オラーナの護衛役のサンダルが目立つ行動をとった。サンダルはアンティの司祭に誘拐され尋問されたが、脱出した。
アンティは逮捕の際に抵抗したため死亡した。アンティのもとで候補者のスキャンダルを捏造した資料を見つけたが、背景事情はわからなかった。
ローダンが調査に向かった惑星の住民は頭に金属の飾りをつけていた。住民が大群のせいで痴呆化するのとは逆に知性を高めたのも声に悩まされるのも金属のせいだと考えたローダンは、その金属(PEW金属と名付けた)を調査することにした。
その金属は惑星に落ちた巨大隕石に産することをつきとめたローダンは、アトラン、ダントン、ミュータントを隕石の調査にあたらせた。
金属は、はじめはやわらかいが時間とともに固くなる特性がある。隕石内洞窟に隠れ場を見つけたアトランらは、予想以上に早く硬くなった金属によって洞窟内に閉じ込められてしまった。転送機も使用できなくなった。
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