アラスカらが転送機で転送された先は、ゴミの山の上だった。
その惑星にはゴミの山のほかに、地下に研究施設があった。カルティスの放射線で錯乱することを防ぐ方法を研究していた。アラスカらは研究を妨害したが、偽神に見つかり攻撃された。戦闘により施設が損害を受けることを避けるため、偽神は徹底的に攻撃することをあきらめ、アラスカらに退去を求めた。
アラスカらは、転送機のところに戻り、サイノスのシュミットの後に続いて転送機の中に入った。シュミットは、中央制御惑星で入手した金属リールを後生大事に抱えていた。
マークスが二百の太陽の星に現れた。太陽系を援助するための艦隊だった。状況転送機も携えていた。これは、受け入れ部を必要としない転送機で必要なエネルギーさえあれば太陽系も転送可能だ。シェFは、この転送機の部品とワリンジャー、フン=チュインを乗せて、太陽系の捜索に向かった。
爆弾を使用して大群のバリアに亀裂を生じさせ、大群内に入ったが、その際に機器を損傷した。バリアの異常により大群の宇宙船が調査に現れた。シェFは、宇宙船の損傷により、戦闘を避け逃走した。逃走先で牽引フィールドにつかまり、引き寄せられた先は溶鉱炉だった。バリア近くのごみを取り除くために設置されているようだ。施設の中に入り要員と接触し協力を得られたが、施設を一部破壊したために、また、大群の宇宙船を引き寄せてしまった。
施設の要員の協力を得、策略により切り抜け、太陽艦隊の救助信号の発信元に向かった。発信したのは警戒中に攻撃を受けた艦船で、乗員から太陽系の位置を教わり、地球に到着した。
再びバリアを抜け銀河に戻ろうとしたシェFは、バリアが不安定で危険であるからとそのまま大群内に留まるよう指示を受けた。
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