二百の太陽の星でサイノスが追い詰められて姿を消すと同時に出現した影をもたないオベリスクの話を聞き、シェFはエルスメア艦長以下を惑星オベリスクに派遣した。
数年前、影なきオベリスクが多数存在する惑星に調査に赴いたフン=チュインを隊長とする科学者たちを救出して二百の太陽の星に連れて行くとともにオベリスクの調査を目的とする。
エルスメアらは、オベリスクからと思われる妨害を受けるが惑星の研究者たちは、オベリスクの援助を受け生き延びていた。
エルスメアらは、科学者たちを宇宙船に収容して二百の太陽の星に連れていった。フン=チュインは、太陽の星のオベリスクを見に行って、痴呆化現象に対抗する装置を完成するヒントを得た。
ワリンジャーとフン=チュインの研究が一応の完成をみ、実証実験のため、完成したネットを装着して地球へ飛行した。乗員の約六割は正常になったが、残りは凶暴化するなど不成功だった。
地球では、正常な反応を示すものだけがネットを使用することとし、ベルカントは地球に残って研究を進め、ワリンジャーとフン=チュインは太陽の星に戻ってネットの改良をすることにした。
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