2014年7月23日水曜日

住宅カプセル

 平成26年7月、北浦和公園の横を歩いていて、住宅カプセルの壁が殺風景な白一色なのを見て違和感を感じた。
 外壁に絵があったように思ったが、反対側だけだったろうかと思い、公園の中に入り反対側も見た。こちらも白一色だ。
 初めて見た時に仮設トイレを設置したのかと思ったが、外壁が白一色になると更にその感が強まる。
 どうして、白く塗りつぶしたのかはわからない。以前に撮った写真を探してみた。公園の側の壁が映っているものしか、見当たらなかったが、反対側がどうなっていたか思い出せない。建物が取り壊された空き地を見て、どんな建物が建っていたのか思い出せないのと一緒だ。
 実家に帰って、久しぶりに見る町はどんどん変わっている。故郷に拘る人がいるが、何に拘っているのだろうと思う時がある。自分の子供のころと違う町に住んでいるという点では、よそに移っても程度の違いにすぎないように思うからだ。
 同窓会には出ない主義だ。昔あんなに親しかった人が、今はそうではなくなったのを感じるのがいやだからだ。思い出を下手に変えたくないという気持ちだ。
 将来もずっと会い続けたいと思う人とは、変化をあまり感じずにすむように、合わないまでも近況を伝えあうくらいの関係は続けていたいと思う。
 平成24年5月に撮影した写真

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