一年前にハリー・ポッターの原作全巻を読んだが、最近映画を見て、かなり忘れていることに気づき第四巻から読み返してみた。
後になって重要な意味を持ってくることがわかっていると、最初に読んだ時には流していたエピソードに注意が向いてくる。
第五巻不死鳥の騎士団の第28章「スネイプの最悪の記憶」のなかで、ロンの双子の兄がモンタギューを二階の『姿をくらます飾棚』に頭から突っ込み、どこに送ったかわからないと話す。学校を去る決心をした二人はもう処罰を恐れる必要もない。
ハリーがスネイプに閉心術を教えてもらっているときに、ドラコがスネイプを呼びにくる。モンタギューが五階のトイレに詰まっていたのがみつかり、モンタギューがどうしてそうなったか説明できないので来て助けてくれということだ。
ハリーはスネイプの留守に憂いの篩でスネイプの過去の記憶を見てしまう。
魔法で移動する方法は、姿くらまし・姿あらわしの他にも移動キー、煙突飛行がある。学校の中で姿くらまし・姿あらわしはできないことになっていて、煙突飛行は監視できる。
移動キーについては、ダンブルドアが校長室から移動キーをつかって移動させるところと逆に魔法省から校長室に送り込むところが第五巻に出てくる。
学校内外の移動に移動キーが使用できる条件がよくわからない。第四巻で優勝杯を移動キーにしてハリーを学校外に連れ出している。ハリーが必ずその移動キーに触り、しかも他の人間は触らないようにする方法は、優勝杯を移動キーにする以外にも簡単な方法はたくさんあっただろうにと思うと同時に、どうして学校襲撃に移動キーを使用しなかった(できなかった)のだろうと思う。
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