山本忠良、『利根川と木下河岸』に鮮魚を銚子から江戸に運ぶルートがでている。
銚子から利根川を船で遡り、木下河岸から陸路で行徳まで運ぶ。夏の場合は生簀にいれて境河岸経由で船で運んだようだ。
木下から行徳に運ぶよりも布佐から松戸を目指すルートの方が優勢だったらしい。今の千葉県観光マップを見ると、県道59号線に木下街道と書かれている。こちらが昔の「行徳みち」になるらしい。
本には、「松戸みち」沿いの庚申塔が紹介されている。見に行きたいが、この本の記述だけでは探し出すのは大変そうだ。
最近の観光ガイドは、ほとんど飲食店ガイドのようなものなので、歴史的なことも少し書いてほしいように思う。
今あるがままのものを見るだけでは、多分どこの県道を歩いてもたいして違いはなさそうに思う。
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