2022年2月15日火曜日

281 虚無への追放 太陽系捜索

  アラスカらが転送機で転送された先は、ゴミの山の上だった。

 その惑星にはゴミの山のほかに、地下に研究施設があった。カルティスの放射線で錯乱することを防ぐ方法を研究していた。アラスカらは研究を妨害したが、偽神に見つかり攻撃された。戦闘により施設が損害を受けることを避けるため、偽神は徹底的に攻撃することをあきらめ、アラスカらに退去を求めた。

 アラスカらは、転送機のところに戻り、サイノスのシュミットの後に続いて転送機の中に入った。シュミットは、中央制御惑星で入手した金属リールを後生大事に抱えていた。

 マークスが二百の太陽の星に現れた。太陽系を援助するための艦隊だった。状況転送機も携えていた。これは、受け入れ部を必要としない転送機で必要なエネルギーさえあれば太陽系も転送可能だ。シェFは、この転送機の部品とワリンジャー、フン=チュインを乗せて、太陽系の捜索に向かった。

 爆弾を使用して大群のバリアに亀裂を生じさせ、大群内に入ったが、その際に機器を損傷した。バリアの異常により大群の宇宙船が調査に現れた。シェFは、宇宙船の損傷により、戦闘を避け逃走した。逃走先で牽引フィールドにつかまり、引き寄せられた先は溶鉱炉だった。バリア近くのごみを取り除くために設置されているようだ。施設の中に入り要員と接触し協力を得られたが、施設を一部破壊したために、また、大群の宇宙船を引き寄せてしまった。

 施設の要員の協力を得、策略により切り抜け、太陽艦隊の救助信号の発信元に向かった。発信したのは警戒中に攻撃を受けた艦船で、乗員から太陽系の位置を教わり、地球に到着した。

 再びバリアを抜け銀河に戻ろうとしたシェFは、バリアが不安定で危険であるからとそのまま大群内に留まるよう指示を受けた。

2022年2月14日月曜日

280 錯乱の星 タムブー神、グッキー

  錯乱した偽神が多数集められた惑星があるという情報をサイノスから得たローダンは、その惑星に向かい様子を探った。

 錯乱の原因は、第一使徒(カルティス)が分裂する際に放射する放射線によるものらしいということがわかった。

 分裂衝動にかられたカルティスの多数船団が大群内の惑星で分裂を果たそうとしているのを探知したローダンは、錯乱の原因の確証を得るため、船団の後を追った。

 偽神がいる惑星で分裂するところを観察するため、グッキーが潜入した。分裂のため偽神が錯乱したことを確認できたが、グッキーも影響を受け自身をタムブー神だと言い出す。

 しかし、グッキーの錯乱は一時的なもので、その惑星を離れると正気に戻った。

2022年2月11日金曜日

279分裂惑星ボーン・ワイルド ハイパー嵐のなかの地球

  大群のバリアが通過できなくなり、分裂のために大群の外に出ようとしたハチの巣型宇宙船は、大群内で引き返した。大群内の惑星に着陸して分裂しようするが、偽神はそれを許さず補助種族に攻撃させた。

 太陽系の近くに巨大恒星と多数のキノコ型宇宙船が出現した。大群全体を遷移させることはできなくなったが、大群内で個別に遷移させることは可能らしい。ブルは遷移を阻止するためキノコ型宇宙船を攻撃するがまにあわず太陽系は遷移した。

 遷移先に多数のキノコ型宇宙船が待ち構えて攻撃してきたが、太陽系を守るバリアによって攻撃は失敗した。

 太陽系は大群の速度に同調して半光速で移動していた。

 銀河内の大群が存在する領域に存在した恒星、惑星はそれまでと同じ場所にとどまっているが、遷移の際、何かに包み込まれ、大群内の恒星、惑星とぶつからないようになっているらしい。

2022年2月10日木曜日

278 太陽系の楯 大巨星

  サイノス船からの救援要請を受け、救出する。サイノスから大群の遷移方法について情報提供を受ける。外側バリアに転送機能があり、恒星がバリアにエネルギーを与えているとのこと。

 ローダンは、恒星を攻撃したが、恒星の数は多く、大群中央の制御機能を破壊しなければ、最終的解決にならない。

 アラスカを隊長として小宇宙船で中央制御している惑星の探査に向かった。サイノスのシュミットも同行した。

 惑星を発見したがバリアに包まれている。惑星に向かう宇宙船にテレポートして惑星内に潜入する。

 大群は、多数の恒星が破壊されたが、遷移しようとする。遷移を阻止するため、アルコン爆弾で惑星を破壊しようとしたが、シュミットが爆弾ごと姿を消した。裏切られたかに思えたが、アルコン爆弾が爆発するのが見え、シュミットが姿を現した。シュミットは爆弾を仕掛けるとともに転送機の準備をしていた。転送機で乗ってきた小宇宙船に戻ろうとしたが、正常に動作せず、どこかわからない場所に転送された。

 乗ってきた宇宙船で待機していたコロムは、転送機の破壊により、アラスカらが戻ることがないと考え一人で地球に戻って、ローダンに報告した。

2022年2月8日火曜日

277 テラの剣闘士 大宇宙の誘拐者

  アトラン達は、更なる試練を与えられた。谷を横断してグライダーにたどり着かなければならない。谷では次々と障害に直面する。谷の上空には偽神達が集まっていた。

 グライダーにたどり着いたアトランらは、グライダーを奪い、乗ってきた宇宙船に向かった。小型爆弾を多数谷に仕掛けており、その爆発による混乱に乗じて、宇宙船に隠していた転送機で地球に戻った。小型爆弾の性能によって、地球の科学水準が、それまで偽神が考えていたものより高度であることが露見した。

 地球担当の偽神は、地球の技術水準について欺かれていたことがわかり、懲罰部隊を地球に送った。

 ローダンは、その懲罰部隊との戦闘中に偽神を誘拐することを計画する。アトランらは、偽神のいる宇宙船に潜入して偽神の誘拐に成功した。偽神は、グッキーとコレッロが超能力でつくる檻に閉じ込められていたが、その拘束から解き放された時には、石になっていた。

 

2022年2月7日月曜日

276 偽装作戦発動! 戦場は地球

  アトランは旧スプリンガー船で地球から火星に向かう途中で、大群の船に捉えられ、大群内の惑星に連れていかれた。

 その惑星で数度の攻撃に会い、その様子は偽神に観察されていた。大群内の戦闘員としての適性を見られていたのだ。

 大群の観察船は地球にも向かっていた。ローダンは、地球が二大勢力に分かれて戦争中であるように見せかけた。偽神はローダンに連絡を求めてきた。ローダンは地球を統一して偽神と取り決めを結ぶことを約束し、地球の混乱が収まるまで、地球から去ることを求め、その依頼は受け入れられた。

2022年2月6日日曜日

275 偽神の霊薬 西暦2000年への回帰

  第一使徒が大群の外で分裂した後、大群内に戻ってどうなるか調べるためアトランらは、小型艇で六角シリンダー宇宙船を追いかけた。

 宇宙船は惑星に降り立ち、第一使徒は分泌液を採取されていた。その惑星には偽神達も降り立ったが、いずれも病気や老化のため、具合が悪そうだった。

 偽神達は、採取された分泌液に浸り、元気になって飛び立った。

 大群は太陽系に向かって進んでいた。大群に収容されると考えたローダンは大群が脅威を感じて攻撃してこないように、西暦2000年当時程度の技術水準にあると見せかけようとした。

2022年2月4日金曜日

274 影なきオベリスク 地球へのテスト飛行

  二百の太陽の星でサイノスが追い詰められて姿を消すと同時に出現した影をもたないオベリスクの話を聞き、シェFはエルスメア艦長以下を惑星オベリスクに派遣した。

 数年前、影なきオベリスクが多数存在する惑星に調査に赴いたフン=チュインを隊長とする科学者たちを救出して二百の太陽の星に連れて行くとともにオベリスクの調査を目的とする。

 エルスメアらは、オベリスクからと思われる妨害を受けるが惑星の研究者たちは、オベリスクの援助を受け生き延びていた。

 エルスメアらは、科学者たちを宇宙船に収容して二百の太陽の星に連れていった。フン=チュインは、太陽の星のオベリスクを見に行って、痴呆化現象に対抗する装置を完成するヒントを得た。

 ワリンジャーとフン=チュインの研究が一応の完成をみ、実証実験のため、完成したネットを装着して地球へ飛行した。乗員の約六割は正常になったが、残りは凶暴化するなど不成功だった。

 地球では、正常な反応を示すものだけがネットを使用することとし、ベルカントは地球に残って研究を進め、ワリンジャーとフン=チュインは太陽の星に戻ってネットの改良をすることにした。

2022年2月2日水曜日

273《ジェヴァリ》の偵察兵 テラナーとサイノス

  タクヴォリアンとサンダルは、時間遅延装置を破壊し、アトランは宇宙船を小惑星から脱出させ、大惑星に向かった。

 大惑星は、第一使徒を乗せる六角シリンダーとその搭載品の製造と宇宙船の整備を担っていた。サンダルは、偽神を倒し、アトランらは大惑星を脱出し、マルコ・ポーロに収容された。

 ハイヌは、宇宙空間で謎の生物フロンを拾った。フロンの存在は目には見えず、ハイヌとだけテレパシーで話せた。

 サイノスは、ブルに連絡してきて、大群から手を引き、大群のことはサイノスに任せるよう通告してきた。ブルが拒絶するとサイノスの力を見せるため、ロルヴィクをサイノスの宇宙船に招待した。ロルヴィクはハイヌら対サイノスコマンドを連れ、宇宙船バタフライでサイノスの宇宙船に向かった。

 サイノスの宇宙船は、コレッロの取った方法を改善した方法で大群のバリアを突破した。

 サイノスの宇宙船は、一度は大群の宇宙船を撃破したが、結局大群の宇宙船に破壊された。ロルヴィクらは、バタフライで脱出し、マルコ・ポーロに救出された。

 バタフライは、サイノスのバリアの突破方法にヒントを得て、バリアを突破してブルに報告した。

 

2022年2月1日火曜日

272 《マルコ・ポーロ》強行出撃! 消えた仮面の男

  ローダンは、アトランらの救出のため、小型艇を出した。小型艇の転送機により順次転送してマルコ・ポーロに収容する予定だった しかし、大群の宇宙船が近づき、小型艇は退避せざるを得ず、救出はならなかった。

 受け入れ態勢にあったマルコ・ポーロの転送機から出てきたのは大群の従属種族の戦士(ラクーン)だった。小型艇に転送機使用に必要な情報を伝えたのを傍受されてしまったのだ。

 ローダンは、ラクーンと交渉しようとしたが、果たせず、やむなくロボット戦士を投入した。決して降伏しようとしないラクーンは全滅した。

 アラスカの顔に取りついたカピンの動きが活発化し、アラスカの体はエネルギーの膜につつまれた。

 その時、死んだ状態の4体のラクーンが発見され、同様に体がエネルギーの膜につつまれていた。

 エネルギーの膜は、転送機の役目を果たしており、ラクーンとアラスカは姿を消した。

 アラスカとラクーンが転送された先の惑星は偽神が支配していた。アラスカは捉えられ偽神のもとに連れてこられた。偽神から、アラスカの脳内の情報を得たことを告げられた。そのとき、アラスカの顔のカピンは偽神に移った。

 偽神は苦しみ出し、そのすきにアラスカは逃げ出した。ラクーンと対立している別の種族の者に助けられて、その種族の宇宙船で、惑星を脱出したところで、アラスカを追ってきたマルコ・ポーロに救出された。

 逃走の際、偽神を殺害する爆弾を置いてきたので、偽神から逃げ出したカピンの断片は、アラスカの顔に戻っていた。