2026年7月18日土曜日

ローダン 1~6

  ローダンは、人類初の月上陸の際、妨害電波を受けた。(1971年)遭難した宇宙船のアルコン人船長トーラと科学者クレストに会い、クレストの病気を治す約束で地球に帰った。

 ローダンは、アルコン人の優れた技術を一国に独占させることを避け、ゴビ砂漠に着陸し、第三勢力を名乗った。地球の既存国家間の緊張が高まり、核爆弾が互いに発射されたが、トーラがアルコン技術で爆弾を無害化させた。しかし、西ブロック国家は、核爆弾を改良して、月に着陸していたアルコン人の母船を破壊した。トーラは搭載船で地球に向かっていたので、無事だった。

 核戦争を阻止したローダンに共感し、協力する人間も現れ、ローダンはミュータントを集めてミュータント部隊を作った。

 破壊されたアルコン宇宙船は自動送信で救難信号を出していた。それを受信して現れたのは、アルコン人ではなく他星人の侵略者だった。ローダンは、そのつもりなら全滅させることができることを相手に示して、交渉で侵略者を撤退させた。

 ローダンは金星に基地を建設しようとし、既に基地があることを発見した。それは、1万年前にアルコン人がつくったもので、アトランティス大陸に植民していた。大陸が沈みアルコン人は去り、本国にその情報が残っていなかった。

 近くのヴェガ星系に多数の宇宙船が現れた情報を得て、ローダンは偵察に向かった。そこではフェロル人が、トプシダー船に攻撃を受けていた。ローダンは戦争に巻き込まれ、アルコン宇宙船に攻撃されて航行不能になった。アルコン船はトプシダーが奪ったもので、ローダンは、それを更に奪った。次にミュータントによってトプシダー軍を攪乱し、自ら撤退させたが、トプシダー軍は、本国に戻らず、星系の外縁に留まった。 

 フェロン人は、物質転送機を持っており、過去、不死人から譲り受けたという。アルコン人は不死人の星を見つけようとしていた。トプシダーも救難信号を発したのが、ヴェガ星系だと勘違いし、やはり不死の秘密を探ろうとしていた。

2026年7月14日火曜日

ローダン 200~230

  ドランの攻撃から、約1000年後、深海底の地下の未知の基地から、20万年前のネアンデルタール人が発見された。彼の知能は高かった。

 反物質の世界から来た宇宙船の乗員から、太陽の周りを人工衛星が回っており、その衛星の働きにより、太陽が爆発して太陽系が破壊されると教えられた。

 ネアンデルタール人が目覚めたことで、衛星が作動したらしい。衛星は他の星雲からきたカピンが20万年前に設置したことがわかった。衛星は破壊できないネットで保護されており、ローダンは、タイムマシンで20万年前に行き、ネットが張られる前に破壊しようとした。

 20万年前の地球では、カピンのタケル族が違法な遺伝子実験を行っていた。その違法行為の証拠を掴むため、カピンのガンヤス族のガンヨのオバァロンが身元を偽って潜入していた。正体がばれて逮捕されそうになったオバァロンはローダンに協力し、タイムマシンで現在に戻り衛星を破壊した。

 オバァロンは、そのまま、自身にとって20万年後の現在にとどまった。ローダンは、現在のタケル族の計画を探るため、オバァロンは現在のガンヤス族がどうなっているか知るため、共にカピンの星雲に向かった。

 現在、タケル族がカピン世界を支配していた。タケル族は、オバァロンが20万年後の世界に行ったことを知っており、20万年後にオバァロンが現れた場合のために、偽のオバァロンを用意していた。

2026年6月12日金曜日

ローダン 752~757

  ローダンは、フェルマーとツバイの二人を捜索するため、リングイドの植民惑星に行き、二人の死を確認した。その際にリングイドが5次元の移動によって知性を失うという弱点を知った。

 話し合いで紛争を解決する能力は、生まれつきのもので能力を有する者はごく少数だった。また、生まれつき奇形で生まれるモンスターもあり、その存在は秘密にされていた。

 ゲシールは、”それ”を探すため、手掛かりを追っていたが、探索先で知り合った異星人ペル=イ=キトとともに消息をたった。アトランはゲシールを探し出した。キトはゲシールとアトランをストーカーに会わせた。ストーカーはエスタルトゥに帰る途中トルイラウ銀河で守護者と名乗る者に攻撃されていた。キトは反乱者で、守護者をモノスの父と関連ありと考え、ゲシールに接触したのだった。

 アラスカ、エルンスト、テスタレは、時の石板を再調査するため、ナックの船でブラックホールを訪れた。

 トプシダーは、領域を増やすため、既に入植者のいる惑星に武力行使を始めた。

2026年2月19日木曜日

ローダン 751

 ローダンらは、細胞活性化装置を返還したが、細胞シャワーを浴び62年の猶予を得た。

 ロイドとツバイは調査先から戻らなかった。二人は、ブルー族の争いを平和的に解決したリングイドを調査していた。

 ”それ”は、2万年が経過しても成果を上げていないと考えて装置の返還を命じたのだった。ローダンはその誤解を解くことができなかった。

 ナックが現れて行方不明だった活性装置6個を”それ”に渡した。しかし、”それ”がナックに、指示したことではなかった。 

2026年2月16日月曜日

第二の銃声

  おもしろかった。今までバークリーに出会わなかったのが不思議でしょうがない。

 クリスティのアクロイド殺人事件と、どちらが先に書かれたのか、気になった。アクロイドが1926年で、第二の銃声が1930年の発表らしい。殺人トリックは違うが、読者をだますトリックは同じだ。

 ただ、トリックが同じでも、だれが最初かは、それほど重要ではないと、最近思うようになった。いずれ、だれかが書いただろうと思うからだ。自然法則を発見した、あるいは数学の問題を最初に証明した人が、その自然法則やその証明を作ったわけではなく、その人が発見したり証明しなくても、いずれ誰かが発見したり証明したりしただろうし、あるいは世間に知られていないだけで、ほかの人が先に発見したり証明していたかもしれないのと同じことのように思うからだ。

 それは、音楽のメロディでも同じような気がしている。作曲者はそのメロディを作ったのではなく、単に最初に見つけただけではないのか。

 いいメロディはある程度数が限られているのではないか。新しいトリックを編み出すのが難しくなってきたように、いいメロディを作り出すのも相当難しくなってきたように思う。


2026年2月7日土曜日

ローダン 741~750


  ローダンは、中央プラズマらの働きにより、ネットワークからカンタロを無気力にするインパルイスを出すことに成功した。同時に新兵器により太陽系を包むバリアの発生器を破壊した。ローダンはロードの支配者と対決した。ロードの支配者は一人の男がそのふりをしていただけだった。その男はゲシールと未知の男との間に生まれた人間だった。父親のローダンに対する恨みを果たすのが目的だった。父親の正体は不明のまま、その男は死亡した。

 細胞活性措置を奪われたのは、ワリンジャーだけではなく、その装置を奪ったものとその現在の所在は不明のままだった。

 カンタロは、アノリーとともに、故郷に戻った。ブルー族では、クローンと自然体との間に争いがおこったが、それまで知られていなかったリングイドという種族が現れて平和に解決した。

 超越知性体”それ”の使者が現れ、細胞活性装置を返還するようにと伝えた。

2026年1月10日土曜日

ローダン 728~740

  ブラックホールを移動手段とするスタロードを開発設置した種族(ロードの支配者)は、アノリーという種族に管理をまかせ自身は一星系に隠棲した。その星系は故郷銀河内にあった。

 ハンガイ銀河の転移によって引き起こされたショックにより、ロードの支配者は暴力的になり、衝動的に電光によって惑星を破壊した。その時付近にいたカンタロがしたこととされた。カンタロはアノリーから分派した種族だった。

 ロードの支配者は、他の銀河に電光被害が及ばないように故郷銀河を封鎖した。その作業はカンタロにさせた。

 イホと中央プラズマは、カンタロを支配する高周波のネットワークが存在し、そのネットワークを中央プラズマが破壊できると考え研究していた。それに協力するナックがいた。

 イホと中央プラズマの一部は、ローダンと合流し研究を完成しようとしたが、ネットを破壊するには、中央プラズマ本体と協力者として大勢のナックが必要なことがわかった。

 エラートとテスタレはゲシールを探していたが、ゲシールは、ナックの住む惑星で異次元の空間に閉じ込められていた。探しに来た二人も同じ場所に閉じ込められた。

 コスモクラートのゲシールの息子と名乗るものが、ハンガイ銀河の転移によって混乱していた時代にカルタン人とハウリ人のもとに順に現れて武力によって帝国を生み出す手助けをしていたことがわかった。

2025年12月16日火曜日

ローダン 700~727 カンタロ

  ローダンは、ローダンを探しにきたブル達とともにハンガイ銀河の最後の4分のⅠとともに自分の世界に戻ったが、時間停滞フィールドにはまり、抜け出した時には、695年たっていた。

 その間に故郷銀河は、カンタロが支配し壁をつくって外から入ることも中から出ることもできなくなっていた。

 ティフラー、ワリンジャー、ロワ、テケナーは銀河の外に、アダムスは中で抵抗組織を作っていた。デイトンはカンタロの側にいた。ワリンジャーはカンタロに細胞活性装置を奪われ死亡した。

 ローダンはワリンジャーが開発した装置を使い、銀河の壁を越えた。

 カンタロはブラックホールを移動手段として使っていて、ナックがその操作を担当していた。カンタロは体の一部を機械にかえ、他種族の遺伝子操作の実験をしていたが、目的はわからなかった。

 ティフラーは、ブラックホールを使って銀河内に入ることを試みた。ブラックホール内のステーションで、カルタン人のダオと再会した。

 ローダンに謎の敵から細胞片が送られてきた。遺伝子情報からローダンの妻ゲシールと未知の生物を両親にしていることがわかった。

 ローダンは、未知の敵が自身の居場所を探知することができると考え、アダムスに組織の本拠地を移動するようにさせ、自身はしばらくアダムスらと接触しないこととした。

 イホとアトランはハルトの惑星の状況を調べるため別行動をとることにした。

2025年10月3日金曜日

クリスマスの思い出

  「ティファニーで朝食を」の短編集の中の「クリスマスの思い出」を読み始めてすぐに山岸凉子の短編と同じ話だと分かった。コミックスを持っていたので改めて読んでみたが、原作者の表示がなかった。

 有名な「冷血」は読んだことがあったが、他の作品を読む気にならずに、今までこの作品に出合うことがなかった。

 孤独な中年の女性のところに突然見知らぬ少女が現れるが、その少女は幻覚だったという点で共通する短編もあるが、結末が違う。山岸凉子の漫画のほうが気にいっている。

2025年8月8日金曜日

エドウィン・マルハウス

  エドウィン・マルハウスの伝記となっているので、読む前は、カバーの絵の少年がエドウィンだと思った。が、伝記を書いた少年についての描写からは、カバー絵の少年は伝記の作者のようにも思える。

 結局、この小説の主人公はどっちの少年なのだろうか。この小説の作者は、芸術家(あるいは技術者、博物館・ホテルの経営者などなど)がどんどん自分が求めるものを追求していき、最後は常軌を逸してしまうという作品を多く書いている。最後の瞬間までは、この常軌を逸するほど熱中するのは、エドウィンのように見える。

 ところが、最後の最後で、常軌を逸しているのは、伝記作者の方だとわかる。そして、次の犠牲者を示すところで終わっているので、非常に恐ろしい終わりになっている。