2015年1月19日月曜日

捕物

 シャーロック・ホームズの人形劇を見ていて、原作が気になった。けっこう読んだはずなのに、原作の内容がはっきり思い出せるのは、赤毛の話くらいだ。
 改めて読んでみると、解説で岡本綺堂の「半七捕物帳」の半七が江戸のシャーロック・ホームズと書かれている。
 以前「女か虎か」をもう一度読もうと探していた時に、岡本綺堂が編集した短編集に載っているのを知ったので、あの岡本綺堂が書いたものかと興味を持ち、「半七捕物帳」を読んで見た。面白かった。時間をおいてもう一度読みたいと思った。
 捕物が意外に面白いことが分かり、他にも読んでみようと思い、一番有名だと思う「銭形平次捕物控」を読むことにした。まだ、読んでいる途中だが、全篇載っているらしい全集は、さいたま市の図書館にはなく、県立図書館にはその一部だけがあるらしいことがわかった。市の図書館で読めるのは文庫で15冊約150編だが、これで全体の半分くらいだ。
 久しぶりに県立図書館のHPを見たら、浦和図書館が平成27年の3月いっぱいで閉鎖されることを知った。実に残念だ。
 最初の話に戻り、現在、日曜日の夕方5時半からシャーロック・ホームズの人形劇が放送されているが、ほとんど原作とは違った話だと思って見る方がいいようだ。

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