2022年3月28日月曜日

322 静かな監視者の惑星 過去から来たゴリアテ

  塔のホールに突然エネルギーの泡が生じた。その泡の中から、トリトレーアが現れた。死んだユーロクの資料に両銀河を結ぶ転送機があることがわかり、それによって現れたのだ。

 だが、考えたのとは違う惑星に出たという。ローダンは、人口脳から転送機の起点の情報を得て、その惑星に向かった。その惑星から強力なハイパー波が出ていた。そのデータは唯一の脳移植が可能な惑星が持つデータに一致した。脳移植による寿命の延長も人口増により内部崩壊を起こす攻撃計画の一部だったのだ。

 ローダンは惑星に降り立ち、石化脳と話した。石化脳を説得したと思ったが、攻撃を受け宇宙船は破壊された。転送機によって救援を呼ぶしか帰還の方法がなくなった。石化脳を一体だけ残して破壊した。残した脳を科学者に移植して、情報を得た。

 ローダンらは、闘争によって、惑星の保安機構を無力化した。

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