改めて読み直して、細かい点にいくつか気づいた。
第3章「隠れ穴」でジョージが「だけど家にいるのは、やかましい屋根裏お化けと庭に巣食ってる小人だけだもんな」と話していて、ロンは「僕の部屋、屋根裏お化けの真下だし。あいつ、しょっちゅうパイプを叩いたり、うめいたりするんだ」と話している。ここで既にウィーズリー家に屋根裏お化けが登場していることは、すっかり忘れていた。第12章「ポリジュース薬」では「彼の妻は記者団に対し、『とっとと消えないと、家の屋根裏お化けをけしかけるわよ」と発言した」と出てくる。
第8章「絶命日パーティー」では、ピーブズが「ほとんど首無しニック」に焚きつけられて「姿をくらます飾棚」をフィルチの事務室の真上に墜落させて壊す。飾棚がいつどうやって壊れたかが書かれていたことは、全く覚えていなかった。
第9章「壁に書かれた文字」では、ロンがクモ嫌いになった理由が書かれている。ロンが三つのとき、フレッドのおもちゃの箒の柄を折ったので、フレッドがロンのテディ・ベアをバカでかい大蜘蛛に変えた。「熊のぬいぐるみを抱いているときに急に脚がニョキニョキ生えてきて」想像して見ると蜘蛛に対して克服できない恐怖をもつようになったのも当然と納得できる。
いままで、ロンを少し弱虫だと思っていて申し訳ないように感じる。
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