朝、散歩のため家を出ると大きなセミが階段の手すりに止まっていた。
「もうすぐ、秋」と思う。自分には、セミのイメージは盛夏ではなく「夏の終わり、秋の訪れ」だ。
ここのところ、あまりの暑さに早朝に散歩することにした。5時から7時半の間の時間帯だ。朝早いので、別所沼公園は人が少ないだろうと思ったら、公園から大勢の人が列を作って出てきたので驚いた。どこかのグループの何かの催しかと思った。
次に、公園に入ったらラジオ体操をしているところだった。北側の遊具がある場所は人がいっぱいで、その外側にも人が広がっている。
今日、公園についたら、これからラジオ体操が始まるところらしく、人が集まりだしている。何かが始まるのを待つ期待感と緊張感が漂っている感じがいい。
終わったら、一度にたくさんの人が公園から出て行くのだろう、早朝散歩の初日に見た人の行列の謎が解けた。
沼の周りを歩いていたら、噴水が噴出した。噴き出す瞬間を始めてみた。ラジオ体操の開始時間に噴水も始まるのかもしれない。
今日は、木の周りに人が集まっている。何かとのぞいてみたら、セミの抜け殻らしい。50センチ×1メートルくらいのところにびっしりセミの抜け殻が列になってついているように見える。となりの木には一匹だけついている。行列になっているのは、誰かが集めてそこにつけたのか、実際に集まって並んで羽化したのか、どっちかわからない。
いままで、何度も公園に行っているのにセミの抜け殻を初めて見た。時間帯を変えると、まだまだ新しい発見がある。帰るとき、セミの大合唱に気付いた。改めて、秋に近付いたと思う。
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