小説の小道
2014年9月7日日曜日
避暑地
いつものように住宅地の中を散歩していて、ふと視線を上げたら、「森の中の別荘みたい」なものを見つけた。
三階建の住宅の屋上が平らになっていて、その真ん中に木のテーブルとそれを囲んだ椅子があり、周りの四隅の柱の上に、ヨットのような三角の布が張られて日差しを遮っている。壁がないので風通しもよさそうだ。その背後に樹木が広がっている。近くで見ると一軒おいた隣の家の庭の木だ。「随分と得しているな」と思う。
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