2015年4月29日水曜日

気づいたこと

 いつもの散歩コースと違うところを歩いてみた。
 普通の一軒家の玄関前にゴミが山と積まれていた。ゴミ袋のようなビニール袋、プラスチック衣装ケース、自転車が無秩序に積まれているので、ゴミと判断した。テレビでよく見かけるゴミ屋敷のようだ。ただ、住宅が新しく、空家の荷物を出して片付ける途中のようにも見える。
 家の前に引っ越し用のトラックが止まっていて、ゴミを運び出すところかと思ったら、別の方向から普通の引っ越し用の段ボールを持ってきて積んでいる。たまたま駐車していただけのようだ。
 少し離れたところにある個人商店の前に店主らしい初老の男性が道に立って眺めている。
 ようやっと、ゴミが片付けられると思って、見ているのだろうか。事情がわからず「もやもや」する。
 与野駅東口から伸びている昔からの商店がところどころ残っている道路なので、「さまぁーず」にぶらぶら歩いてもらってかわりに聞いて欲しい。
 与野駅西口の交差点のところで、歩道上に「シェア畑」の広告を見つけた。工事中の場所によく見かけるプラスチックの円錐形のものに、クリアケースに挟んだチラシをてっぺんにかぶせ、チラシを入れた透明の箱を横腹に付けている。
 三週間ぐらい前に近所のゴミ集積所に出現したのと同じものだ。よく見ると、設置期限らしく5/11と書かれている。
 近所のゴミ集積所に置かれたものは、ゴミとして回収されることもなく、だれがどういうつもりで置いたのか不思議に思っていた。
 帰ってきて改めて見ると「4/29」と書かれている。今日だ。明日撤去されているのだろうか。わざわざここに置いたのか、誰かが勝手に動かしたのか気になる。
 それにしても、ゴミ収集の人は、これがゴミとして出されたものではないことが、すぐにわかったのか、よくわかったなぁと思う。
 

2015年4月17日金曜日

布ぞうり

 新都心のけやき広場でおやつを食べてから帰ろうとして、「布ぞうり」を売っているのを見かけた。「2500円」の値がついているのを見て、母親になんだか申し訳ないような気がした。
 というのは、以前母親からわらじの作り方を教えてもらったので、そのやり方で端切れを使ってつくったからと、半強制的にもらったものと同じようなものだったからだ。
 どういうふうに使ったらいいのかよくわからず、少しもてあましていたので、2500円も値がつくような物をもらっていながら、軽んじていて申し訳ない。
 これで外を歩いたら変な目で見られないかとためらっていたが、同じような物が売られているのを見たので、安心して履いて歩けそうだ。

2015年4月14日火曜日

耳袋秘帖

 江戸時代を舞台にした捕物帖が意外に面白く、半七、銭形平次の次に耳袋秘帖を読むことにした。
 こちらは、岡っ引きが主人公ではなく、実在の人物の南町奉行の根岸肥前守が主人公で、二人の若い武士を手足に動かしている。
 三人チームが魅力かと思ったら、シリーズを読んでいるうちに元老中の松平定信の人物の方が面白くなってきた。
 逆に、シリーズ十段くらいからつまらなくなってきた傾向もある。最近のストーカー、いじめ、ブラック企業を思わせるような出来事がはいってきた点だ。
 同じ人間だから江戸時代にも似たようなことは、あったかもしれない。とはいえ、現実世界のニュースでいやな気持になるだけでもたくさんなのに、楽しみで読む小説でも同じようにいやな気持にさせられるのは勘弁と思う。

ふなっしーの正体

 エレベーターに乗っていたら、乗り合わせた男性が連れの女性に「月光仮面の歌知ってる?」と突然聞いた。
 返事がないので、自分で思いだして言っている。「どこのだれかは知らないけれど」次が「だれもがみんな知っている」「どっちなんだ。と思って、あれは不思議だったな。」と一人で言っている。
 自分も子供のころは、好きでよく歌っていたが、なんの疑問も感じていなかった。改めて歌詞を思い出してみた。
 歌詞の続きは「月光仮面のおじさんは正義の味方だ。よい人だ。はやてのように現れて、はやてのように去っていく」だ。
 つまり月光仮面は知っているが、その正体は知らないということだ。今でいえば、ふなっしーは知っているが、着ぐるみの中に入っている人のことは知らないようなものだ。それとも、もう知れていて自分が知らないだけなのか。
 試しに検索して見た。それでいうと知られていない設定になっているのは確かなようだが、つきとめたと思っている人はいた。

2015年4月10日金曜日

粛々と

 買いたい本があり、ネットで見ると4月10日発売とあったので、買いに行った。
 国道17号線沿いの埼京線北与野駅隣の書楽に行くと、売り場の3階が閉鎖されて1階と2階だけになっていた。去年発売の本はあったが今年発売の本がなかった。新都心のコクーン内にある紀伊国屋に行くことにした。
 浦和の県立図書館も閉鎖され、人文関係の専門的な本は、また距離が遠くなったが、仕方がない粛々と新都心に行くだけだ。と思ったところで、「粛々と」なんて普段使わない言葉がつい思い浮かんだのは、最近ニュースで「粛々と進める」という言い方を「上から目線」と言うのを聞いて、「意味がわからない、この言い方がどうして上から目線なのか?」と疑問に感じたせいだと気付いた。
 そこで、自分が「粛々と」と言う言葉を使った心境を考えてみた。
 これは、余計なことを考えて文句を言ったり不平を言ったりせずに、淡々とすることをする、とでもいったつもりで使っていた。ここから、「粛々と進める」とは、作業を止めて話し合ったりせず、また、周囲の苦情を聞いてそれにとらわれたりせずに、自分だけでどんどん進めますよ、という意味になると気付いた。
 弱い立場の人間が使えば、むしろ忍従的態度なのに、立場が強い人間が使えば、「上から目線」ないい方になりそうだ。
 問題の本は紀伊国屋に行ってもなかった。家に帰ってから気づいたが、今日が11日のつもりでいたが、10日だった。扱いを止めたのではなく入荷前だったのだろう。
 とはいえ、午前中とはいえ発売日当日に買えないのは、やっぱり東京に近いとはいえ、さいたま市は田舎なのだろうかと思う。
 

2015年4月3日金曜日

八五郎のおばさん

 銭形平次の子分の八五郎は、おばさんの住む長屋の二階に居候をしている。このおばさんは、八五郎の母親の姉か妹のようだが、「叔母さん」となっている話と「伯母さん」となっている話があり、母親の姉なのか妹なのかはっきりしない。
 ハリー・ポッターもおばさんの家にいたが、訳が「伯母さん」になっている話と「叔母さん」になっている話がある。
 ハリー・ポッターの場合は、どっちが姉で妹かによって違いが出てくるのは、二人の子供の時の話が出てくる第六巻の「謎のプリンス」からだ。英語の原文だと第六巻までどっちかに決める必要がないのに、日本語だと第一巻からどっちかに決めざるを得ないので、途中から設定変更になったのは、原作者と翻訳者の責任ともいえないだろう。
 八五郎の場合は、最初に「叔母さん」だったのが、最後の方で「伯母さん」に変わったように思うが、書かれた順に全部読んでいないので、いつから変わったのか、一度だけ変わったのかよくわからない。
 河出書房の全集第21巻に載っている「八五郎売り出す」が八五郎が25歳で平次の子分になった時の話だと知ったので、もしかしたらここで設定が変わるような出来事でも出てくるのか気になった。
 長く読んでいると平次よりもむしろ八五郎ファンになってくる。八五郎のことがもっと知りたくなり、都立多摩図書館に読みに行った。
 結果、「伯母さん」でも「叔母さん」でもどっちでも話に影響しないように思った。こっちの「おばさん」問題は未解決だ。

2015年3月26日木曜日

マンションの塀

 近くで用を足して帰る途中に、最近完成したマンションの塀がかなり風変わりなのに気付いた。
 遠くで見たときは絵を描いているように見えたのが、近くで見ると生の植物だった。
 塀の格子の間にプラスチックのポットをはめて、そのポットの中に植物を植えているようだ。裏側を見ていないが、奥行きがほとんどないようなので、植物が成長したら、この土の量で大丈夫なのかと思う。塀に蔦が張っている場合を考えると、そんなにたくさんの土は必要ないのかもしれない。
 今は、まだ葉が他の植物と重なるほど伸びていないが、植物が成長したらどうなるのか、見るのが楽しみだ。

 

2015年3月19日木曜日

銭形平次(短編3)

 未読の短編は次のとおり。
潮出版第一巻
 死骸の花嫁(河出書房全集10巻にあり)
同二巻
 橋の上の女(26巻)
 笛吹兵二郎(24巻)
 橋場の人魚(21巻)
 お六の役目(21巻)
 一と目千両(11巻)
 棟梁の娘(8巻)
 髷切り(9巻)
中公文庫(随筆あり)
 鉄砲の音(26巻)
光文社文庫
 小便組貞女(10巻)
 尼が紅(9巻)
PHP文庫
 遠めがねの殿様(11巻)
文春文庫三巻
 荒神箒(8巻)
 二つの刺青(8巻)
 死の秘薬(21巻)
 八五郎子守唄(21巻)

2015年3月18日水曜日

銭形平次(短編2)

 傑作選がいくつか出ているが、最近では文春文庫から3冊出ている。2014年の5月、6月、7月。昨年、ルパン三世の実写映画がつくられたのと何か関係があるのだろうか。銭形警部から銭形平次を知る人もいるのだろう。
 一巻二巻の収録小説は、嶋中文庫で読めるが、最後に随筆が載っていて注解、後書がついている。
 三巻には河出書房の全集7巻から二作、8巻から二作、10巻から一作(光文社の傑作選にもあり)、18巻から一作(潮出版社の傑作選にもあり)、21巻から二作の短編が収録されている。その他、随筆と注解、銭形平次作品一覧、著者略歴、解説もある。
 さいたま市図書館で借りられる傑作選、光文社文庫一冊、中公文庫一冊、PHP文庫一冊、潮出版社三冊で打ち止めにしようと思ったが、青樹社から出ている新100選その1からその10の10冊が気になった。発行年が作者が亡くなった後なので、全作品から選んでいるのなら、まだ読んでいない作品が読める。
 試しに最後のその10を借りて見た。河出書房全集の20巻から二作、21巻から三作、七巻から5作収録されている。広済堂出版と同じ手法だ。昭和40年代の出版界のはやりなのだろうか。読む方からすると書いた順に読みたい。
 青樹社の残りの巻も全部借りて確かめてみると、嶋中文庫とダブっているのは「その9」に二編(河出書房7巻)、「その10」に5編だけだった。
 文春文庫傑作選3の『胡堂百話』よりを読むと百話を出すために追加で13編書き下ろしたとある。嶋中文庫は150編ある。嶋中文庫の10巻までが、その百話を元にしているので、青樹社は既に出された百話とダブってはいないことになる。

2015年3月15日日曜日

銭形平次(短編)

 嶋中文庫15冊を読むと河出書房の全集の1巻から7巻までを読んだことになる。全集の12、15、16、17、19巻は埼玉県立図書館所蔵の本で読んだので、他の本でまだ読んでいない短編が載っている本を探してみた。
 市立図書館で毎日新聞社から出ている二冊を見つけた。少し長めの短編10編が載っている。これは、全集13、14巻に載っているので、まだ読んでいないことになる。ただ、この二冊で13、14巻をすべてカバーできないのは、残念だ。
 市立図書館に、広済堂出版の「天の巻」、「人の巻」の二冊があった。県立図書館に「地の巻」があることになっているので、借りて見たら実物は「濡れた千両箱」となっていて、中身を確かめると全篇「天の巻」に載っていて、「天の巻」には更に二編追加されている。「人の巻」には、全集の17巻中の11編、3巻中の14編が載っており、全部読んだ短編だった。
 広済堂出版の本には目次がないので自分で作った。末尾に登載されている全集の巻数を入れた。
「天の巻」
3p 血塗られた祝言 17
30p 美しき人質 18
(2巻に登載されている5編)
153p 妾の貞操 11
169p 嘆きの幽沢 11
185p 心中崩れ 11
204p 鐘の音 11
222p 猿蟹合戦 11
254p 三つの菓子 11
(17巻に登載されている3編)
323p 井戸端の逢引 18
339p 花見の留守 18
355p 匕首の行方 18*
372p 影法師 18
400p 聴虫の宴 18*
ということで、まだ読んでいない短編が12編読める。*印は「濡れた千両箱」には載っていないが、それ以外は同じ。