2025年12月16日火曜日

ローダン 700~727 カンタロ

  ローダンは、ローダンを探しにきたブル達とともにハンガイ銀河の最後の4分のⅠとともに自分の世界に戻ったが、時間停滞フィールドにはまり、抜け出した時には、695年たっていた。

 その間に故郷銀河は、カンタロが支配し壁をつくって外から入ることも中から出ることもできなくなっていた。

 ティフラー、ワリンジャー、ロワ、テケナーは銀河の外に、アダムスは中で抵抗組織を作っていた。デイトンはカンタロの側にいた。ワリンジャーはカンタロに細胞活性装置を奪われ死亡した。

 ローダンはワリンジャーが開発した装置を使い、銀河の壁を越えた。

 カンタロはブラックホールを移動手段として使っていて、ナックがその操作を担当していた。カンタロは体の一部を機械にかえ、他種族の遺伝子操作の実験をしていたが、目的はわからなかった。

 ティフラーは、ブラックホールを使って銀河内に入ることを試みた。ブラックホール内のステーションで、カルタン人のダオと再会した。

 ローダンに謎の敵から細胞片が送られてきた。遺伝子情報からローダンの妻ゲシールと未知の生物を両親にしていることがわかった。

 ローダンは、未知の敵が自身の居場所を探知することができると考え、アダムスに組織の本拠地を移動するようにさせ、自身はしばらくアダムスらと接触しないこととした。

 イホとアトランはハルトの惑星の状況を調べるため別行動をとることにした。

2025年10月3日金曜日

クリスマスの思い出

  「ティファニーで朝食を」の短編集の中の「クリスマスの思い出」を読み始めてすぐに山岸凉子の短編と同じ話だと分かった。コミックスを持っていたので改めて読んでみたが、原作者の表示がなかった。

 有名な「冷血」は読んだことがあったが、他の作品を読む気にならずに、今までこの作品に出合うことがなかった。

 孤独な中年の女性のところに突然見知らぬ少女が現れるが、その少女は幻覚だったという点で共通する短編もあるが、結末が違う。山岸凉子の漫画のほうが気にいっている。

2025年8月8日金曜日

エドウィン・マルハウス

  エドウィン・マルハウスの伝記となっているので、読む前は、カバーの絵の少年がエドウィンだと思った。が、伝記を書いた少年についての描写からは、カバー絵の少年は伝記の作者のようにも思える。

 結局、この小説の主人公はどっちの少年なのだろうか。この小説の作者は、芸術家(あるいは技術者、博物館・ホテルの経営者などなど)がどんどん自分が求めるものを追求していき、最後は常軌を逸してしまうという作品を多く書いている。最後の瞬間までは、この常軌を逸するほど熱中するのは、エドウィンのように見える。

 ところが、最後の最後で、常軌を逸しているのは、伝記作者の方だとわかる。そして、次の犠牲者を示すところで終わっているので、非常に恐ろしい終わりになっている。