ルーワーのロボットはヘルクと呼ばれ、泉のマスター(パンカ・スクリン)のヘルクのニストルを調査したティフラーは、ニストルに歯がたたなかった。マルゴルがニストルを手に入れようとしているのを知り、あえて阻止しなかった。ニストルはハイパー泡の中でバヤと知り合い、協力し合って、目をマルゴルから奪い共に脱出した。脱出した先の惑星には、エルトルス人とシガ星人が入植していた。
ムルコンの城のパンカは目の補完装置を手に入れ、転送機でロルヴォルクの城に向かった。カリブソは強者のガネルクだったが、招聘された時の集合場所の平原で、禁止された区域に入り、追放され、不死性を失い城に入れなくなった。
不死性が、城に入る条件だと考え、ローダンとアトランが二人で搭載艇で城に向かったら、入ることができた。カリブソを連れて、再び城に向かい、目の補完装置を見つけ、パンカと共にバジスに戻った。ライレは補完装置がなくても目だけで物質の泉の向こう側に行けるので、直ちに地球に向かって目を返還するよう求めたが、パンカは目の返還を拒んだ。ライレとパンカは対立したが、とりあえず休戦することにした。ライレは泉の向こう側の存在をコスモクラートと呼んだが、それ以上の情報がなかった。ローダンは、ライレだけにまかせることはできないと考え補完装置の獲得を目指すことにした。
エルンストはそれの声を聴き、救援に向かうことにした。アシュドンの精神を共に宿したコンセプトのエルンストは、ロボットのアクロバスと共に宇宙船で、エデンⅡをたった。
地球には謎の飛行物体が飛来し、子供たちが誘拐された。誘拐された少女ダラニャは、戻された。
バヤはハイパー泡に取り残されたマルゴル達を救うため、一人でハイパー泡に戻った。ハイパー泡から脱出した先は、ラール人のもと支配者ホトノレル・タアクの宇宙船だった。
マルゴルは、ホトノレルを支配下に置き、生まれた場所の暗黒星雲に向かった。暗黒星雲の先住民ツォッターは、現在退化しているが、過去には高度に進化しており、その時、精神波を発する工芸品を作っていた。マルゴルの父は、それをサイコドと呼び収集していた。
マルゴルは、親近感のある人間しか支配できなかったが、サイコドを利用するとそれ以外の人間も支配できることを利用することにした。
サイコドをハルト人に与え、支配しようとしたが、光の守護者テングリ・レトスが気づき、サイコドを取り上げた。テフィラーもサイコドに支配されそうになったが、暗黒星雲生まれのミュータント三人が駆け付けサイコドを破壊して事なきを得た。
マルゴルが暗黒星雲に人を集めているのを知ったテフィラーは、テケナーとジェニファーを潜入させた。潜入に成功したが、サイコドの影響を受けたジェニファーによって正体がばれて追われた。テケナー達は、ツォッターの古代遺跡に逃げ込んだ。テケナーはサイコドに免疫があったが、それは過去罹患した病気の抗原体によると考えられた。
地球に謎の飛行物体の乗員一名が取り残された。その乗員はアンドロイドで、宇宙震が物質の泉と関係することを明かした。宇宙震により、宇宙船が破壊され、惑星も破壊される被害が生じていた。
ローダンは、パルトクの城に向かった。城の中には、解体屋と呼ばれる者たちが、城を移動させる装置を組み立てていた。解体屋は、地球で子供たちを誘拐した者と同様アンドロイドを指揮していた。組み立てられた装置により、城が移動し、バジスに城が見えるようになった。同時にローダンとアトランが消えた。二人は微小存在になり、存在を感知できなくなったのだ。実は、二人が小さくなったのではなく、城が移動し大きくなったが、二人だけ元のままだったのだ。
二人は、エネルギー流のなかにいたが、異物として追い出された。追い出されて通常の大きさに戻ったが、異常に大きいエネルギーを発し、そのエネルギーで城は破壊されいった。
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