2023年1月10日火曜日

466~475 ローダン

  ローダンとアトランは、エネルギーに包まれていたが、転送機をくぐることでエネルギーをなくすことができた。

 ローダンは次にアリオルクの城に向かった。解体屋は移動機械を組み立てていたが、完成に近づくにつれ、アンドロイドがおかしくなり、指揮者も自身がアリオルクだという妄想に取りつかれた。これは、アリオルクの仕掛けた罠だった。ローダンが送り込んだミュータント達も同様の妄想に取りつかれた。

 ローダンとアトランは、妄想に耐え、目の補完装置を見つけ、バジスに持ち帰ると妄想の効果が消失した。

 エルンストはそれの声が生じた地点についた。そこには破壊された宇宙船が円を描いて回っていた。その円の中心にそれが引き込まれたらしかった。エルンストは単身、宇宙服をつけて円の中心に向かった。

 最後の宇宙海賊が罠にかかって、宇宙船を破壊されたが、首脳部7人は搭載艇で脱出した。基地に戻ったところで、未知のロボットに捕まり、宇宙船で連れ去られた。

 7人は、徹底的に検査され、複製が作られた。複製は、自らをオービターと名乗り、7人をガルベシュ人と呼んだ。ガルベシュ人の侵攻のシグナルを受信したというが、宇宙震による誤作動だった。

 テケナーはツォッターの遺跡で、ツォッター人が肉体を離れ、エネルギー体になり、サイコドは、肉体を離れることができなかった同胞を援助するために作られたことを知った。エネルギー体になった者の数が少なく安定しないため、更に数を増やす必要があったが、ツォッター人は退化してしまった。マルゴルはサイコドの影響を受けて生まれ、いずれ、肉体を離れてエネルギー体に加わることが期待されていた。

 それを知ったテケナーは、サイコドが多数保管されている惑星に向かった。マルゴルは、サイコドの影響を受け、同様にサイコドが保管されている惑星に向かった。サイコドを宇宙船に積んで、エネルギー流の中にいるときに、サイコドの力を借りてマルゴルは肉体を離れエネルギー流と一体になり、その宙域は安定化し、安全に航行できるようになった。

 アラスカは、カリブソと共に、ガネルクの補完装置を取りに人形の惑星に向かった。人形はガネルクであるカリブソが孤独を紛らせるために作ったのだった。アラスカは、補完装置を持って、バルディオクの城に向かった。カリブソは人形の惑星に残った。

 アラスカは、バジスとの合流点で、バジスを待ったが、バジスが現れる前に、城が通常宇宙に現れた。アラスカはバジスを待たずに補完装置を回収するために城に入り、城が物質の泉に向かう前に、装置を見つけてバジスに戻った。

 ケモアウクの城についた解体屋は、既に装置が完成しているのを見た。装置を動かした途端、ロボットに攻撃され、アンドロイドは全滅し、指揮者のみが残った。城は近くの惑星に降りた。ローダンは、城に入り、ケモアウクが残した資料で、ケモアウクが仕組んだことだと知った。惑星の住民を補助種族にするため、精神に干渉する機械も設置していた。

 補完装置を探したが、見つからず、指揮者は城を動かそうとしていた。城が動かされると城が爆破されるのもケモアウクの計画だった。その計画を知ったローダンは、装置が見つからなかったが、城から脱出した。

 ローダンは、ケモアウクの死体が城で見つからず、その生死も補完装置が城にあったかもわからず、まだ、あきらめずに装置の探索を続けることにした。

 宇宙海賊が捕まったが、同じ人間が複数つかまった。捕まった人間は、ティフラーらをガルベシュ人と呼んだ。テケナーは、ガルベシュ人の情報を求め、古代史を研究する学者のもとにいったが、わずかな手がかりしか得られなかった。

 オービターは艦隊でオリンプに向かった。宇宙海賊7人は、オービーターに成りすまし、艦隊にもぐりこんだ。オリンプが襲撃されることを知らせようと指令室を制圧したが、失敗した。

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