2022年10月25日火曜日

416~420 ローダン

  分子変形能力者が、地球と月に情報収集のために潜入した。ハイヌは、正体に気づいたが、敵とは考えずに見逃しただけでなく、危機を救ったので、分子変形能力者はハイヌに感謝し、地球が存在する銀河から立ち去った。

 アダムスは、アフィリカーと共にコンセプトとなって地球に現れた。アフィリカーとの戦いでアフィリカーは死に、アダムス単独で肉体を支配することになった。

 ヴァンネは、”それ”につれ戻されそうになったが、抵抗し最終的に、他の六人の精神を宿したまま、ブロックホール化計画基地に残れることになった。アダムスも同様に地球に残った。

 テケナーは、クリスタルに解決方法を尋ね、近くの惑星に住む平和的な種族の存在を知った。彼らの放射をクリスタルが吸収して、ハルト人に放射することで、ハルト人は平和的になった。ハルト人は銀河諸種族と共にラール人と戦うことを承諾した。テケナーは故郷銀河に戻る途中で、細胞活性装置を破壊する放射が消えたことを知った。

 ティフラーは、ブラックホール化計画が進められている現場に向かった。ケロスカーはブラックホール化により転送効果が生じたことを確かめるために、自らブラックホールに飛び込み、女帝のところにいるケロスカーのもとに向かった。ラール人には、公会議銀河に向かうと思わせた。ヴァンネも同行するとラール人には思わせたが、ティフラーがタコの力を借りて、直前にテレポートで連れ出した。

 ”それ”は、コンセプトに指示して、地球の隣の惑星の原住民を他の惑星に移住させ、惑星を赤道で上下に分割し、片方にコンセプトをのせ、宇宙を航行させようとしていた。コンセプトは、最終的に一つに統合され、”それ”と同様の存在になるはずだった。分割が完了したときに月の人工頭脳は全面的に活動し、地球の状態が元に戻り始めた。

 アトランは、クリスタルの放射に導かれて、ローダンを探していた。半年後、放棄されたバルディオクの基地がある惑星で、ローダンの痕跡を見つけた。

 

 

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