論究ジュリスト2014年夏号を読んでいたら、ベイズの定理が紹介されていた。犯人が有する特徴と同じ特徴を持つ被告人が犯人である確率についての話だが、簡単にまとめるとその特徴を有する確率だけを問題にしてもダメで犯人であるかどうかの確率は、他の証拠による犯人であることの確率も合わせて考えなければダメという話だと思った。
最後の例題を読んで、NHKの『ハードナッツ』で刑事が病気に罹患しているかどうかについて主人公が話していたのは、このベイズの定理を使ったのだと気づいた。
テレビを見ていた時は、主人公の説明はすぐには理解できなかったが、見終わって、改めて自分で考えて見ると、検査で病気だという結果が出て、その検査の精度が高くても、間違いの可能性もあり、そもそも病気になる確率がものすごく低いので、検査結果が間違っていた方の人間のグループに入る確率は、意外と高いだろうということは理解できた。ただ、数式までは考えつかなかった。
それにしても、『ハードナッツ』の第一回目は、再放送を見ようと思っていたら、中止になり、もう放送しないのかと思ったら、最終回の直前の夜中に再放送をしていたのを、最終回を見終わってから気づいた。どうして最終回の前の回の放送の時にでも再放送の宣伝をしないのかと思う。(それとも自分が見逃したのか)
シャーロック・ホームズの人形劇も7時のニュースをたまたま見ていて放送するのに気付いた。HPに載せていたって、いつそのHPを見たらいいのか、そんなにしょっちゅうチェックするほど暇な人はいないだろうにと思う。
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