イジャルコムは、シオム・ソム銀河に戻り、エスタルトゥはもういないと告げた。
生命のゲームが始まり、オファラーの合唱が始まるとプシオン性の振動が生じ、王の門と共振し、その衝撃で王の門は崩壊した。その衝撃波を合図に他の二つの門にいるオファラーも合唱を始め、それによって生じた振動によって次々に紋章の門は崩壊し、とうとうすべての門が破壊され、凪ゾーンは消滅した。
進行役のプテルスは、今後、戦士に代わってエスタルトゥの銀河を支配すると宣言した。
ブルはグッキーとの会合場所でカルタン人の遭難船を見つけ、船の記憶装置に入っていた目的地の座標に向かった。グッキーは惑星アスポルクに向かった。そこで銀河の情報を入手できるとブルがヴィーロ宙航士から聞いたからだった。
グッキーは惑星アスポルクでアハブに会った。その惑星にはカルタン人のスパイがいた。スパイはGOIと接触するように命じられており、アハブがGOIとつながりがあると考えていた。アハブの信頼を得るため、わざとアハブを窮地に陥らせその窮地から救出した。アハブはカルタン人をGOIの本拠地に連れて行った。
ムウンの失われた贈り物がブルー族のもとに届いた。贈り物のせいで、ブルー族は以前の好戦的な精神を持つようになり、銀河内で大規模な戦争が起きそうな危機が生じた。しかし、贈り物の影響を受けない少数の者もいた。その免疫保持者が殺されそうになり、グッキーは救出しようとして逆に捕らわれた。そこにハルト人とカルタン人が現れ、グッキーを救出した。
GOIにいる潜在的超能力者にナックから連絡があり、カルタン人と共に会ったときに、ナックはカルタン人に姉妹と呼びかけた。ナックは紋章の門を操作するなどプシネットを操作する能力を有していた。
PIGは、ダオ・リンを宇宙船に乗せ、カルタン人に追い回されていた。ニッキは、ダオ・リンと搭載艇で脱出し、カルタン人のタブーになっている惑星に降りた。その惑星にはロボットだけがいた。ロボットを指揮しているのは、全知女性だった。ロボット惑星をつくったのはカルタン人だったが、ロボットは自立してカルタン人を含めて他の種族も滅ぼしていた。その後、プログラムを正して、他の銀河に去った種族があった。今は、全知女性が管理しているがその事実は秘密にしていた。
全知女性は、スパイからの情報を得て、ギャラクティカムと和平を結ぶことにしたが、ニッキとダオ・リン・ヘイは全知女性のところに留まることになった。
イジャルコムは、法典ガスを吸っても法典に従う気を無くした。
エルンストは肉体を無くした後さまよっていたが、アブサンタ・ゴム銀河のプシラインでカゲロウに捕まり、テスタレに救われた。テスタレはアラスカのカピン断片だったが、進化した種族の一員に分離してもらっていた。テストレも肉体がなかった。
カゲロウを操作していたのはナックだったが、カゲロウは変性していた。本来は悪夢を見せるもので、悪夢に襲われたネットウォーカーを捕獲し、法典に反するものを懲らしめる機能があった。しかし、変性したカゲロウは幸福な未来を見せ、その未来はウパニシャッド学校の創始者が現れて道を示すというものだった。創始者はカルタン人と同じ姿をしていた。
ナックはカゲロウを変性させるものがある座標をつきとめ、それを知ったエルンストとテスタレは、その情報をネットウォーカーの情報機器に保存した。
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