2022年9月28日水曜日

381~390 ローダン

  アトランが人造人間を使ってラール人の裏をかく作戦が、人造人間の持つ欠陥により失敗した。ローダンがその場に居合わせたことから、ローダンの関与を疑ったアトランは、ローダンを銀河中枢部にある新国家に連行した。ローダンは、新国家に来た機会を利用して、新人類に自身の政策の支持を訴えたが、支持するものは少数だった。そのため、ローダンは地球に戻ることにした。ローダンに対する疑いがはれ、アトランも同行することにした。

 イホ・トロトは、細胞活性化装置を探しに出かけ、女宇宙海賊が所有していた装置を見つけ自身のものとした。ローダンは、地球を去る時に、ダントン、アラスカ、バルトン・ウィトの三人に装置を渡していた。オヴァロンに渡した装置は、渡した直後に壊れていた。

 ローダンは、ブル、ダントンのもとに帰り、共に地球を探す旅に出た。途中で、異人の宇宙船の集団に包囲され、惑星に強制着陸させられた。敵対する勢力のスパイと疑われたのだった。惑星を支配する種族はテルムの女帝の支配下にあった。スパイの疑いが晴れたローダンは、テルムの女帝と話すことを求めた。願いは聞き入れられ、指名された八名が女帝と対話できる惑星の訪問を許された。

 アラスカは、地球で少数の人類と出会っていた。地球に黒い宇宙船が現れ、謎の物体が設置された。その物体からは、精神に作用する放射線が出ていた。

2022年9月19日月曜日

371~380 ローダン

 アトランは、偽マルコ・ポーロを破壊した。ハルト人は拘束を脱し、一人は戦死し、一人はアトランに救出された。

 ローダンは、救出した異人の仲間11名も救出し、12名を宇宙船ソルに乗せて、ブラックホールを抜け通常宇宙に出た。異人12名が一か所に集まったことにより、ブラックホールに過剰なエネルギーが流れ込み、ブラックホールを抜ける通路が崩壊し、公会議の中枢種族は閉じ込められ孤立した。異人12名は小さいブラックホールを作り、その中を通って姿を消した。アラスカもブラックホールに入ったが、一人だけ時間の井戸に出た。時間の井戸を管理していたのは、殲滅スーツの所有者で、アラスカはスーツを返還した。再び時間の井戸を通り、地球に出た。地球に人類の姿はなかった。

 故郷銀河に戻ったローダンは、アトランに会った。ローダンは自身の計画への援助を求めたが、アトランは、今までの方針を続けることにし、援助を断った。

 ローダンは、ケロスカーに公会議をつぶす計画の策定を頼み、その計画を公会議のための計画と偽ってラール人に示すことにした。アトランを通さずに銀河の諸種族に協力を求めようとしたが、アトランの妨害にあった。

 地球はエネルギー流に飲み込まれ、大規模避難計画は失敗し、多数の人類が地球に残っていた。ブルは宇宙船で少数の免疫保持者と共に、地球を脱出し、植民惑星オヴァロンに避難していた。ブルは、帰還したローダンに連絡できるように、恒星からSOSのモールス信号になる放射が出るようにした。

 地球がエネルギー流に飲み込まれてから4か月後に少数の人類が、意識を取り戻した。アラスカは、その少数の人間と合流した。テルムの女帝の調査船の一員で母船からはぐれた異人一名も仲間に加わった。

2022年9月15日木曜日

361~370 ローダン

  ローダンは、ブラックホールの中に飛び込んだ。エネルギー流に押し出された先に、恒星と惑星が存在していた。居住惑星を偵察したグッキーは拘束されている異人を救出した。異人から公会議の成り立ちを教えられ、その助けによりブラックホールから出て通常宇宙に戻る手立てを手に入れた。

 アトランは、銀河諸種族の会議を開き協力して公会議に対抗する協定を結んだ。会議に出席した各種族の代表を人類の隠れ家に招待した。ラール人は、偽ローダンを仕立て、本物と信じた相手から人類の隠れ場の位置を突き止めようとした。ハルト人とその案内人は偽ローダンを本物と信じてその宇宙船に乗り込んだが、案内人は不審を感じ、偽装した惑星に案内した。ラール人は偽装に気づかず攻撃を加えた。

 地球は、メールストロームのエネルギー流に飲み込まれようとしていた。疎開するか地球に留まり危機を乗り越えようとするか、対立が起きた。地球に留まる考えの指導者が地球の代表の地位に就いた。新権力者が免疫保持者の基地の場所を突き止め攻撃した。ほとんどの者が植民惑星に逃れたが、ブルら少数グループは地球にとどまった。アイアイサンド神父はアフィリカーを組織して免疫保持者を援助した。