2022年1月30日日曜日

271 パニック・フィールド突破! ケンタウルスの時間

  グッキーはハルトから大群内の重要な星系の位置情報を得た。同時にマルコ・ポーロは、同じ星系からと思われると放射を計測した。

 ローダンは、アトランを隊長とする調査船を出した。その星系は一個の恒星を回る巨大な惑星一個と、恒星と惑星を取り囲む多数の小惑星群で成り立っていた。

 小惑星群の入り口の小惑星には、巨大な転送機があり、近づく宇宙船を地下基地に取り込んで、乗組員を尋問していた。調査船は、転送機を回避したが、基地を探るグッキーは捕まって尋問を受けた。仲間に救出されたグッキーは爆弾をしかけ基地を爆破して転送機を使用不能にした。

 小惑星群の入り口に同じような小惑星があり、そこにも転送機があった。転送機を避けて着陸した調査船は時間の流れを遅くする攻撃を受ける。時間の流れの速度を変えられるミュータントのタクヴォリンはウィトとメルコシュを連れて調査のため、調査船を出た。小惑星にはアヒルの姿をした大群の従属種族がおり、並行世界からきたというトルドスに会った。トルドスは、大群と対立していた。

2022年1月27日木曜日

270 サイノスの実験 サイノスの攻撃

  ロルヴィクらは、秘密帝国(サイノス)がいるらしい惑星に出向いた。

 その惑星には希少鉱物を採掘する自由商人の住民がいた。サイノスは、その鉱物が実際より多量にあるようにみせかけ、住民の知性を活性化させていた。

 その惑星を大群内に取り込まさせ、住民に大群を攻撃させる計画だった。ロルヴィクらに妨害され計画が失敗したと考えたサイノスは、惑星に設置した装置を破壊し、立ち去った。

 宇宙船パスコン艦長らは、研究者を探し出し、二百の太陽の星に連れて行った。その研究者の中にサイノス4名が、研究者に化け潜入していた。サイノスは自らの計画に役立たせるために二百の太陽の星を支配下に置こうとしたが、中央プラズマに敗れた。

2022年1月26日水曜日

269 《マルコ・ポーロ》にて 三惑星ウィルス包囲網

  マルコ・ポーロの乗員が揃い、飛行可能になった。

 マルコ・ポーロの新エンジンで大群のバリアを突破できることがわかり、ローダンはグット・ホープⅡをマルコ・ポーロに収容して、マルコ・ポーロで大群に進出した。

 大群内で、アラスカらと合流し、第一使徒が罹患した伝染病のウィルスを抽出して、三惑星に拡散させることにした。三隻ののうち二隻はウィルス爆弾の投下に成功したが、一隻は失敗した。

 大群内にパニックが発生した。

2022年1月25日火曜日

268 未知への輸送 惑星コクーンの免疫者

  その惑星には、感染したが分裂を制御し健康な肉体を保っている者もいた。アラスカは健康体を自身の宇宙船でハチの巣型宇宙船が集結している惑星まで運び乗船させた。

 コマンドのブラゾン兄弟はハチの巣型宇宙船に密航し、大群の外に脱出した。ローダンは、大群から飛び出した宇宙船団の行く先を割り出し、分裂するための惑星のそばでブラゾン兄弟と連絡をとった。

 ローダンは気温と重力を調整する役割の宇宙船を破壊し、惑星住民を救うとともに、第一使徒の分裂を妨げた。ハチの巣型宇宙船は乗員を呼び戻し、大群からの指示により大群に戻った。乗員には病気が爆発的に感染していた。

 ローダンは病気に感染した第一使徒をとらえ、病原菌を抽出しようと考えていた。

2022年1月23日日曜日

267 突破作戦 黒い悪魔

  ローダンは、大群の内部に入って情報を収集するため、アラスカを隊長とするコマンドを選んだ。 

 コレッロの超能力により、大群のバリアに裂け目を作り、コマンド船は大群内の赤い恒星の前に出現した。

 その恒星の第三惑星は網の目状にエネルギー・レールに包まれており、地表に黄色の塊があった。コマンドはその惑星の調査を開始した。

 黄色の塊は、第一使徒で分裂に制御がかからないという病気にかかっていた。適度に増殖を抑えるため、エネルギー・レール上を黒い要塞が移動して、増殖部分を破壊していたのだった。

 アラスカは要塞を攻撃し、要塞内部に潜入した。要員は何者かに行動を支配されていた。要員を排除後、惑星上の第一使徒が今後要塞を使って増殖を制御することになった。

 遠隔地にいる司令部には、要塞の支配者の交代は知られていない。

2022年1月21日金曜日

266 七人の権力者 訓練惑星の妖女

  ローダンが諸種族に技術協力を求めるために開催した会議に、謎の異人があらわれた。

 ハイヌ、ロルヴィクら五人は、異人の宇宙船を追跡し、太陽系によく似た星系にたどりついた。

 第三惑星に降り立った異人を追って調査を開始した。その惑星は痴呆化しておらず七人の異人が惑星の住民の中に潜入して密かに支配していた。

 ハイヌらは、そのうち二人を拘束したが、二人は自爆し、爆撃されようとしたので、惑星を脱出し、グット・ホープⅡに帰還した。

 シェFは、400人の部下を連れてUSOの訓練用惑星に来た。そこで訓練をした人員で宇宙船を動かし、知性を保った人間を探すのだ。

 訓練用惑星で予期せぬ妨害が発生したが、中央制御センターの有機部分が狂っていたためだった。既に取り除いていたはずだったが予備が存在していたことに気づかなかったのだ。その予備部分も取り除いて訓練を終えることができた。

 

2022年1月20日木曜日

265 アマゾン最後の日 星々の洪水

  サンダルが乗った宇宙船が降り立った惑星は女性が男性に優位する惑星だった。

 宇宙船が降り立ってから、温度が上昇し重力が二倍になり、惑星の住民は全滅した。

 第一使徒は、一つの母体から七体が分裂した。

 ローダンは、大群のバリアを攻撃したが、効果がなかった。

 ローダンは、大群の進路上の惑星がどうなるか調べるため、進路上の惑星にアトランを隊長としてコマンドを送り込んだ。

 惑星に大群から宇宙船が降り立ち、恒星からエネルギーを取り込むと星系ごと遷移して、大群の進路上から取り除いた。

 

2022年1月19日水曜日

264 幸福の島 イザンティルムの従者

  サンダルは、タホンカの忠告により幸福の島を目指す。そこに、イザンティルムの第一使徒の療養所があるらしい。

 幸福の島にたどりつき、島の中心施設で第一使徒らしい黄色い生物を見つけた。そこには、病人と医師、看護者しかおらず、大群の指導者は、見つからなかった。

 サンダルは、ここでは求める復讐を果たすことができないと考え、脱出しようとする。

 回復した黄色い生物がシリンダーに収容されて宇宙船に積まれるのを見て、そのシリンダーに乗り込んだ。 

 シリンダーは、別の惑星に運ばれ、六角形のシリンダーを多数擁した宇宙船に積み替えられ、その宇宙船は、大群の外に飛び出した。

2022年1月18日火曜日

263 大いなる死 傭兵の星

  ホモ・スペリオルの知性が衰え、無気力となり、肉体的にも影響が出、絶滅した。

 逆に痴呆化した人間は、元の水準には及ばないが知性を取り戻しつつあった。ホモ・スペリオルの出現と滅亡は大群と関係があるらしい。

 傭兵として知られる攻撃的な種族プロスタスの母星で調査中のEX船は、調査中に痴呆化に襲われ、知性を保った人間は二人だけになり、宇宙船を飛び立たせることができずにいた。

 ローダンは、大群から出てきた宇宙船団を追い、EX船が着陸していた惑星にきた。EX船の乗員も知性を回復し、宇宙船団を攻撃したが、逆に攻撃されて破壊される。痴呆化しなかった二人は、船外にいて、グッキーらに救出される。

 プロスタスは、痴呆化の影響を受けなかったが、前文明の戦争による放射線の影響で知性化していたのが、原因と考えられた。

 大群からきた宇宙船は、キノコ型と蜂の巣型で、蜂の巣型の宇宙船の中には、黄色いものが入った容器があった。

262 惑星強奪者 黄色い征服者

  グッキーは、ハルトに助けを求めるため、ハルトとコンタクトを取ろうとする。ハルトにコンタクトをとれたが、ハルトは大群の中に捕らわれ脱出できないでいた。

 ハルトから大群についての情報を得る。大群は、必要な資源を得るため、惑星を大群の中に取り込もうとしているらしい。

 グッキーは、その惑星に降り立ち、惑星ごと大群に取り込まれる作戦をたてる。同行者をツバイ、アラスカ、トロナルに決め、作戦を実行する。

 予定通り、大群の中に入り、ハルトと連絡を取る。ハルトはクリスタル惑星に来るよう伝えてきた。

 クリスタル惑星に到着すると、その惑星には大勢のミュータントがいた。その惑星はミュータントの発するインパルスを増幅して発する役目を果たしていた。その発生装置は黄色の像をしており、ハルトはその像の目とされていた。

 グッキーらは、黄色の像を破壊してハルトを解放し、惑星にあった宇宙船を奪って飛び立った。大群は、必要な資源を得て不要になった惑星を大群から投棄しているとの情報をハルトから得て、丁度投棄予定のある惑星に向かい、その惑星とともに大群の外に出た。

 大群の後ろに待機していた、グット・ホープⅡに救出された。

2022年1月17日月曜日

261 太陽の都市へ 復讐者のシュプール

  ローダンは、アトラン、ロイド、イルミナとスペースジェットに乗り、撃墜される直前に脱出して、戦闘服を使って太陽の星に着陸した。

 キント・センターを飛び立ったパラダイスの探究者を乗せた宇宙船が、太陽の星にきていた。乗員のアナカが暗示能力を使いテラの駐在員を支配し、中央プラズマとスーパーインポジトロニクスの連絡を妨害する装置を設置していた。

 エツィアリストの科学者ヴァレインとメタバイオ変換能力者のイルミナの活躍により、ローダンは、妨害装置を除去してアナカを倒し、ラストホープから連れてきた科学者達を太陽の星に上陸させた。

 大群に戻る宇宙船にもぐりこんだサンダルは、宇宙船を操縦しようとしたが失敗し、大群内の惑星に不時着した。

 その惑星でタホンカに出会う。タホンカは大群内の住民で、タブーを犯し、逃亡してきていた。不時着した惑星は、大群内の住民の保養地だとタホンカに教えられる。


 

2022年1月15日土曜日

260 秘密帝国、ラスト・ホープ蹂躙

  ローダンは、大群がもたらした知能低下を解決するため、銀河諸種族の技術協力を呼び掛けるための会議を開いた。その会議に未知の種族が現れ、秘密帝国と名乗る。

 会議は、大群の遷移による衝撃のため、目的を果たさず散会。

 ローダンは、ラスト・ホープの技術者、研究者を二百の太陽の星に連れていく。中央プラズマは痴呆化の影響を受けていなかったが、援助を拒絶した。