羽織の縫い方の本に、柄合わせの仕方が図入りで説明されていた。それによると、自分が縫った着物の模様の上下が伝統的な方法と違っていた。
着物は柄の上下が前と後ろで逆になる。自分で考えて上下が互い違いになったほうがよいと思った。これは正解だったが、前身頃とおくみは互い違いにせず同じ向きにするのが伝統的方法なのに、自分はこれも互い違いにしてしまった。
身頃の裏表を逆にすると本に出ているようになおせる。自分が縫った布地は眼で見て裏表の区別がつかないので、可能だが、すぐにはやり直す気にならない。ほどいて洗って縫いなおすときには、本に出ているとおりにやってみようと思う。
布の裏表が同じになるのは、糸をあらかじめ織りあげたときに模様になるように染め分けているからだ。
手順を考えてみると、かなり手がかかっていると思う。でも、普段着なので着物にしては、安かった。30年くらい前に買ったので、今でも作られているのか、同じくらいの値段か気になる。
ネットで見たら、産地が東武伊勢崎線の終点の伊勢崎市だと気付いた。
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