嶋中文庫15冊を読むと河出書房の全集の1巻から7巻までを読んだことになる。全集の12、15、16、17、19巻は埼玉県立図書館所蔵の本で読んだので、他の本でまだ読んでいない短編が載っている本を探してみた。
市立図書館で毎日新聞社から出ている二冊を見つけた。少し長めの短編10編が載っている。これは、全集13、14巻に載っているので、まだ読んでいないことになる。ただ、この二冊で13、14巻をすべてカバーできないのは、残念だ。
市立図書館に、広済堂出版の「天の巻」、「人の巻」の二冊があった。県立図書館に「地の巻」があることになっているので、借りて見たら実物は「濡れた千両箱」となっていて、中身を確かめると全篇「天の巻」に載っていて、「天の巻」には更に二編追加されている。「人の巻」には、全集の17巻中の11編、3巻中の14編が載っており、全部読んだ短編だった。
広済堂出版の本には目次がないので自分で作った。末尾に登載されている全集の巻数を入れた。
「天の巻」
3p 血塗られた祝言 17
30p 美しき人質 18
(2巻に登載されている5編)
153p 妾の貞操 11
169p 嘆きの幽沢 11
185p 心中崩れ 11
204p 鐘の音 11
222p 猿蟹合戦 11
254p 三つの菓子 11
(17巻に登載されている3編)
323p 井戸端の逢引 18
339p 花見の留守 18
355p 匕首の行方 18*
372p 影法師 18
400p 聴虫の宴 18*
ということで、まだ読んでいない短編が12編読める。*印は「濡れた千両箱」には載っていないが、それ以外は同じ。
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