近くで用を足して帰る途中に、最近完成したマンションの塀がかなり風変わりなのに気付いた。
遠くで見たときは絵を描いているように見えたのが、近くで見ると生の植物だった。
塀の格子の間にプラスチックのポットをはめて、そのポットの中に植物を植えているようだ。裏側を見ていないが、奥行きがほとんどないようなので、植物が成長したら、この土の量で大丈夫なのかと思う。塀に蔦が張っている場合を考えると、そんなにたくさんの土は必要ないのかもしれない。
今は、まだ葉が他の植物と重なるほど伸びていないが、植物が成長したらどうなるのか、見るのが楽しみだ。
2015年3月26日木曜日
2015年3月19日木曜日
銭形平次(短編3)
未読の短編は次のとおり。
潮出版第一巻
死骸の花嫁(河出書房全集10巻にあり)
同二巻
橋の上の女(26巻)
笛吹兵二郎(24巻)
橋場の人魚(21巻)
お六の役目(21巻)
一と目千両(11巻)
棟梁の娘(8巻)
髷切り(9巻)
中公文庫(随筆あり)
鉄砲の音(26巻)
光文社文庫
小便組貞女(10巻)
尼が紅(9巻)
PHP文庫
遠めがねの殿様(11巻)
文春文庫三巻
荒神箒(8巻)
二つの刺青(8巻)
死の秘薬(21巻)
八五郎子守唄(21巻)
潮出版第一巻
死骸の花嫁(河出書房全集10巻にあり)
同二巻
橋の上の女(26巻)
笛吹兵二郎(24巻)
橋場の人魚(21巻)
お六の役目(21巻)
一と目千両(11巻)
棟梁の娘(8巻)
髷切り(9巻)
中公文庫(随筆あり)
鉄砲の音(26巻)
光文社文庫
小便組貞女(10巻)
尼が紅(9巻)
PHP文庫
遠めがねの殿様(11巻)
文春文庫三巻
荒神箒(8巻)
二つの刺青(8巻)
死の秘薬(21巻)
八五郎子守唄(21巻)
2015年3月18日水曜日
銭形平次(短編2)
傑作選がいくつか出ているが、最近では文春文庫から3冊出ている。2014年の5月、6月、7月。昨年、ルパン三世の実写映画がつくられたのと何か関係があるのだろうか。銭形警部から銭形平次を知る人もいるのだろう。
一巻二巻の収録小説は、嶋中文庫で読めるが、最後に随筆が載っていて注解、後書がついている。
三巻には河出書房の全集7巻から二作、8巻から二作、10巻から一作(光文社の傑作選にもあり)、18巻から一作(潮出版社の傑作選にもあり)、21巻から二作の短編が収録されている。その他、随筆と注解、銭形平次作品一覧、著者略歴、解説もある。
さいたま市図書館で借りられる傑作選、光文社文庫一冊、中公文庫一冊、PHP文庫一冊、潮出版社三冊で打ち止めにしようと思ったが、青樹社から出ている新100選その1からその10の10冊が気になった。発行年が作者が亡くなった後なので、全作品から選んでいるのなら、まだ読んでいない作品が読める。
試しに最後のその10を借りて見た。河出書房全集の20巻から二作、21巻から三作、七巻から5作収録されている。広済堂出版と同じ手法だ。昭和40年代の出版界のはやりなのだろうか。読む方からすると書いた順に読みたい。
青樹社の残りの巻も全部借りて確かめてみると、嶋中文庫とダブっているのは「その9」に二編(河出書房7巻)、「その10」に5編だけだった。
文春文庫傑作選3の『胡堂百話』よりを読むと百話を出すために追加で13編書き下ろしたとある。嶋中文庫は150編ある。嶋中文庫の10巻までが、その百話を元にしているので、青樹社は既に出された百話とダブってはいないことになる。
一巻二巻の収録小説は、嶋中文庫で読めるが、最後に随筆が載っていて注解、後書がついている。
三巻には河出書房の全集7巻から二作、8巻から二作、10巻から一作(光文社の傑作選にもあり)、18巻から一作(潮出版社の傑作選にもあり)、21巻から二作の短編が収録されている。その他、随筆と注解、銭形平次作品一覧、著者略歴、解説もある。
さいたま市図書館で借りられる傑作選、光文社文庫一冊、中公文庫一冊、PHP文庫一冊、潮出版社三冊で打ち止めにしようと思ったが、青樹社から出ている新100選その1からその10の10冊が気になった。発行年が作者が亡くなった後なので、全作品から選んでいるのなら、まだ読んでいない作品が読める。
試しに最後のその10を借りて見た。河出書房全集の20巻から二作、21巻から三作、七巻から5作収録されている。広済堂出版と同じ手法だ。昭和40年代の出版界のはやりなのだろうか。読む方からすると書いた順に読みたい。
青樹社の残りの巻も全部借りて確かめてみると、嶋中文庫とダブっているのは「その9」に二編(河出書房7巻)、「その10」に5編だけだった。
文春文庫傑作選3の『胡堂百話』よりを読むと百話を出すために追加で13編書き下ろしたとある。嶋中文庫は150編ある。嶋中文庫の10巻までが、その百話を元にしているので、青樹社は既に出された百話とダブってはいないことになる。
2015年3月15日日曜日
銭形平次(短編)
嶋中文庫15冊を読むと河出書房の全集の1巻から7巻までを読んだことになる。全集の12、15、16、17、19巻は埼玉県立図書館所蔵の本で読んだので、他の本でまだ読んでいない短編が載っている本を探してみた。
市立図書館で毎日新聞社から出ている二冊を見つけた。少し長めの短編10編が載っている。これは、全集13、14巻に載っているので、まだ読んでいないことになる。ただ、この二冊で13、14巻をすべてカバーできないのは、残念だ。
市立図書館に、広済堂出版の「天の巻」、「人の巻」の二冊があった。県立図書館に「地の巻」があることになっているので、借りて見たら実物は「濡れた千両箱」となっていて、中身を確かめると全篇「天の巻」に載っていて、「天の巻」には更に二編追加されている。「人の巻」には、全集の17巻中の11編、3巻中の14編が載っており、全部読んだ短編だった。
広済堂出版の本には目次がないので自分で作った。末尾に登載されている全集の巻数を入れた。
「天の巻」
3p 血塗られた祝言 17
30p 美しき人質 18
(2巻に登載されている5編)
153p 妾の貞操 11
169p 嘆きの幽沢 11
185p 心中崩れ 11
204p 鐘の音 11
222p 猿蟹合戦 11
254p 三つの菓子 11
(17巻に登載されている3編)
323p 井戸端の逢引 18
339p 花見の留守 18
355p 匕首の行方 18*
372p 影法師 18
400p 聴虫の宴 18*
ということで、まだ読んでいない短編が12編読める。*印は「濡れた千両箱」には載っていないが、それ以外は同じ。
市立図書館で毎日新聞社から出ている二冊を見つけた。少し長めの短編10編が載っている。これは、全集13、14巻に載っているので、まだ読んでいないことになる。ただ、この二冊で13、14巻をすべてカバーできないのは、残念だ。
市立図書館に、広済堂出版の「天の巻」、「人の巻」の二冊があった。県立図書館に「地の巻」があることになっているので、借りて見たら実物は「濡れた千両箱」となっていて、中身を確かめると全篇「天の巻」に載っていて、「天の巻」には更に二編追加されている。「人の巻」には、全集の17巻中の11編、3巻中の14編が載っており、全部読んだ短編だった。
広済堂出版の本には目次がないので自分で作った。末尾に登載されている全集の巻数を入れた。
「天の巻」
3p 血塗られた祝言 17
30p 美しき人質 18
(2巻に登載されている5編)
153p 妾の貞操 11
169p 嘆きの幽沢 11
185p 心中崩れ 11
204p 鐘の音 11
222p 猿蟹合戦 11
254p 三つの菓子 11
(17巻に登載されている3編)
323p 井戸端の逢引 18
339p 花見の留守 18
355p 匕首の行方 18*
372p 影法師 18
400p 聴虫の宴 18*
ということで、まだ読んでいない短編が12編読める。*印は「濡れた千両箱」には載っていないが、それ以外は同じ。
2015年3月14日土曜日
銭形平次(長編)
埼玉県立図書館にある河出書房の全集は、3、5、12、15、16、17、19巻で、その中に載っている長編が、12巻「怪盗系図」、「お部屋様お退屈」、15巻「地獄の門」、16巻「娘変相図」、19巻「幽霊大名」。
県立図書館には、桃源社のポピュラー・ブックスの「怪盗系図」と「江戸の恋人達」の二冊あり、「江戸の恋人達」(全集13巻)には「小判地獄」(全集22巻)も載っている。
さいたま市立図書館に講談社「現代長編小説全集26」があり、このなかには「幽霊大名」、「鬼女」(全集20巻)、「小判地獄」(全集22巻)、「お転婆娘」(全集23巻)、「べら棒御曹司」(全集22巻)が載っている。
手軽に読める長編は全部で10編になる。
その後、青樹社の100選が嶋中文庫の100選と内容に違いがあるのがわかり、確かめてみると「その1」に「闇に飛ぶ箭」、「その6」に「青い眉」、「有徳人殺害」が載っていることがわかった。
潮出版の傑作選1の後書きによると、長篇20篇、中篇30篇書かれたらしい。
県立図書館には、桃源社のポピュラー・ブックスの「怪盗系図」と「江戸の恋人達」の二冊あり、「江戸の恋人達」(全集13巻)には「小判地獄」(全集22巻)も載っている。
さいたま市立図書館に講談社「現代長編小説全集26」があり、このなかには「幽霊大名」、「鬼女」(全集20巻)、「小判地獄」(全集22巻)、「お転婆娘」(全集23巻)、「べら棒御曹司」(全集22巻)が載っている。
手軽に読める長編は全部で10編になる。
その後、青樹社の100選が嶋中文庫の100選と内容に違いがあるのがわかり、確かめてみると「その1」に「闇に飛ぶ箭」、「その6」に「青い眉」、「有徳人殺害」が載っていることがわかった。
潮出版の傑作選1の後書きによると、長篇20篇、中篇30篇書かれたらしい。
2015年3月9日月曜日
銭形平次捕物控
嶋中文庫で『銭形平次捕物控』を読んだ。15冊あるが、全部短編だ。長編も読んでみたくなり、河出書房の『銭形平次捕物全集』を借りた。埼玉県立図書館にあるが、残念ながら全巻揃っていない。15巻の『地獄の門』、16巻の『娘変相図』が面白かった。特に『娘変相図』がよかった。
ただ、これは、銭形平次と八五郎をよく知った上で読んだほうがいいだろう。最後のところで、大川で八五郎がおぼれ死んだのではないかと心配した平次が涙を流すところは、思わず胸が熱くなる。
八五郎の人間のよさと、平次と八五郎のよいコンビぶりがでている一作だ。
ただ、これは、銭形平次と八五郎をよく知った上で読んだほうがいいだろう。最後のところで、大川で八五郎がおぼれ死んだのではないかと心配した平次が涙を流すところは、思わず胸が熱くなる。
八五郎の人間のよさと、平次と八五郎のよいコンビぶりがでている一作だ。
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