セト・アポフィスに工作員にされた物質暗示者もM3に向かった。ポルレーターは、本来の体を捨て、精神を鉱物や植物に宿らせていた。移動する際に利用するアンドロイドを用意していたが、精神を移動させることができなかった。暗示能力を自身に向けることで自由意思を取り戻した物質暗示者の協力により、ポルレーターの精神をアンドロイドに移転した。ポルレーターは、カルデクの楯を使い、自分たちの方法でセト・アポフィスに対抗することをローダンらに強制した。
イホ・トロトは目的地についた。そこには自転する虚無と瓦礫フィールドがあった。自転する虚無はフロストルービンで、セト・アポフィスは瓦礫フィールドを使って自転を止めようとしていた。イホは、メンタルショックを受け、精神の自由を取り戻し、研究者の基地と瓦礫フィールドを攻撃することで、自転を止めることを妨害した。
アトランは、スプーディがセト・アポフィスによって操作されていることに気づいたが、スプーディは乗員全員とセネカに入り込んだ。
キウープは、ヴィールス・インペリウムの部分構築に成功し、成果物は、コスモクラートの使者が持ち去った。キウープは地球に戻った。
ソル乗員が破壊工作を試み、キウープに捕まり、ソル乗員がセト・アポフィスに操作されたスプーディを保持していることがわかった。ソル乗員とソル内からスプーディが除去され、キウープは姿を消した。
バジスは、深淵の騎士団の守護者となっていたレトスを乗せ、地球に帰還した。
レトスの助言により、ローダンはコスモクラートのリングを取りにフロストルービン近傍に赴いた。そこで、イホ・トロトに再会した。
ポルレーターは、自分たちの方法でセト・アポフィスに対抗しようとしたが、失敗したことを自覚し、集団自殺しようとする。ローダンは、リングの力で自殺を防ぎ、カルデクの楯は使用できなくなった。以後、ポルレーターは助言者として協力することになった。
フロストルービンの近くで監視していたイホから巨大艦隊が現れたという連絡があった後、連絡がとれなくなり、ローダンは艦隊を率いて、フロストルービンに向かった。
巨大艦隊は無限アルマダでフロストルービンを探していた。
バジスに物質の泉の向こう側からタウレクが来た。タウレクの宇宙船でローダンは、フロストルービンの中に入った。そこには、セト・アポフィスに支配された者の意識の断片があった。
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