2022年12月1日木曜日

426~435 ローダン

  バルディオクは、眠っており夢の中で勢力を拡張していた。ローダンが、バルディオクを目覚めさせると、小陛下と黒い宇宙船の異人への指示は止まった。

 アトランは、ローダンを見つけた。ローダンは、ソルでバルディオクの脳をテルムの女帝の惑星に運び、テルムの女帝は脳と統合した。

 バルディオクは隠した船の位置をローダンに教えた。船の名前はパン・タ・ウラだった。

 地球が太陽系に戻り、新人類は地球に移住した。植民地と懲罰惑星からも人が流入した。ティフラーは選挙で主席に選ばれた。

 ヴァンネと光の守護者のテングリ・レトスは、”それ”からパン・タ・ウラを探すための遠征艦を出すよう伝えられた。

 月の地下では、アフリー時代に開始された計画を変更して大艦船の建造が進められていた。船はバジスと名付けられ、パン・タ・ウラ捜索に使われることになった。隊長は選挙で選ばれた主席科学担当のペイン・ハミラーだった。船には、クレタ島の神殿地下に眠っていたデメテルも乗っていた。デメテルは目覚めた時に記憶を失っていたが、パン・タ・ウラと何らかの関連があると考えられた。ロワ・ダントンは同行しない予定だったが、艦船で追いかけて、バジスに乗り込んだ。

 テングリ・レトスは別行動をとった。

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