2023年3月26日日曜日

531~550 ローダン

  セト・アポフィスに工作員にされた物質暗示者もM3に向かった。ポルレーターは、本来の体を捨て、精神を鉱物や植物に宿らせていた。移動する際に利用するアンドロイドを用意していたが、精神を移動させることができなかった。暗示能力を自身に向けることで自由意思を取り戻した物質暗示者の協力により、ポルレーターの精神をアンドロイドに移転した。ポルレーターは、カルデクの楯を使い、自分たちの方法でセト・アポフィスに対抗することをローダンらに強制した。

 イホ・トロトは目的地についた。そこには自転する虚無と瓦礫フィールドがあった。自転する虚無はフロストルービンで、セト・アポフィスは瓦礫フィールドを使って自転を止めようとしていた。イホは、メンタルショックを受け、精神の自由を取り戻し、研究者の基地と瓦礫フィールドを攻撃することで、自転を止めることを妨害した。

 アトランは、スプーディがセト・アポフィスによって操作されていることに気づいたが、スプーディは乗員全員とセネカに入り込んだ。

 キウープは、ヴィールス・インペリウムの部分構築に成功し、成果物は、コスモクラートの使者が持ち去った。キウープは地球に戻った。

 ソル乗員が破壊工作を試み、キウープに捕まり、ソル乗員がセト・アポフィスに操作されたスプーディを保持していることがわかった。ソル乗員とソル内からスプーディが除去され、キウープは姿を消した。

 バジスは、深淵の騎士団の守護者となっていたレトスを乗せ、地球に帰還した。

 レトスの助言により、ローダンはコスモクラートのリングを取りにフロストルービン近傍に赴いた。そこで、イホ・トロトに再会した。

 ポルレーターは、自分たちの方法でセト・アポフィスに対抗しようとしたが、失敗したことを自覚し、集団自殺しようとする。ローダンは、リングの力で自殺を防ぎ、カルデクの楯は使用できなくなった。以後、ポルレーターは助言者として協力することになった。

 フロストルービンの近くで監視していたイホから巨大艦隊が現れたという連絡があった後、連絡がとれなくなり、ローダンは艦隊を率いて、フロストルービンに向かった。

 巨大艦隊は無限アルマダでフロストルービンを探していた。

 バジスに物質の泉の向こう側からタウレクが来た。タウレクの宇宙船でローダンは、フロストルービンの中に入った。そこには、セト・アポフィスに支配された者の意識の断片があった。

2023年3月6日月曜日

521~530 ローダン

  賢人はアトランだった。惑星クランが存在する銀河は、それとセト・アポフィスの中間に位置していた。中間に星間帝国をおいて、直接攻撃を避けようというのが、コスモクラートの目的だった。アトランは、コスモクラートの計画に従っていた。

 イホは、バジスに乗り込んだ。イホが、逃走中に拾った手袋型のロボットが破壊工作をしたが、失敗し、イホは乗ってきた宇宙船で逃走した。

 キウープは、実験に成功しかかっていた。スリはその成果を横取りしようとしたが、失敗し、姿を消した。

 建設中の時間転轍機の破壊に成功し、建設に携わっていた異人を捕虜にしたが、情報を得る前に、手袋型ロボットに殺された。

 アトランは、賢人の役割をマラガンに代わってもらい、兄弟団を無害化し、ソルで地球に帰還することにした。途中でスプーディを積み込もうとしたが、スプーディは消えていた。近くに存在したアステロイドの中に謎の女性ゲシールとスプーディを見つけソルに収容した。その後、ベッチデ人をソルに乗せた。

 バジスは、惑星クーラトに到着し、ローダンは目を使ってバジスに移動した。ローダンは騎士に任命され、騎士団の前身ポルレイターの隠れ場の座標を手に入れた。三つの謎を解かなければならず、そのために、ポルレーターを探すことにした。ポルレーターの遺品の中に手袋型ロボットを見つけ持ち帰った。

 イホは、アンドロメダ星雲に向かった。ローダンに漏らしたラボの座標は偽の情報だった。

 ローダンは、ポルレーターを探してM3に向かい惑星を調べ始めた。