2022年6月19日日曜日

329~335 七銀河同盟2

  抵抗グループのリーダーがローダンに協力を求めてきた。リーダーは抵抗拠点がある暗黒星雲内の惑星に案内した。そこには特別な能力がある種族の道案内がなければたどり着けない。

 アトランが生きていることが世間に知られた。中央プラズマは地球人の科学者が発明した装置をポスビ船に装着しラール人の宇宙船を破壊したが、すぐに逆襲され攻撃は失敗した。

 ラール人は新装置と発明者の引き渡しをローダンに求め、従わない場合は太陽系を破壊すると脅した。太陽の爆破スイッチが妻のオラーナの体内に仕込まれていることがわかり、太陽の代わりに別の恒星を爆破させた。

 ラール人の報復を恐れたローダンは、太陽系を未来に移した。レムール人が作った恒星転送機を利用して恒星を太陽系に移し太陽と恒星を利用した恒星転送機を太陽系に作った。

 いよいよの時には、恒星転送機を利用して暗黒星雲内に地球と月を隠すつもりだった。

 ラール人は、ローダンの後任に超重属のレティクロンを選んだ。ラール人は、その際、別の種族の指示に従っていた。

2022年6月4日土曜日

325~328 七銀河同盟

  ”それ”と”反それ”のゲームは、ローダンが無事地球に帰還したことにより、”それ”が勝利した。

 3458年12月20日、地球の空の星々が消えた。星の光が戻った時、未知の宇宙船が地球上空に現れた。宇宙船の乗員はラール人と名乗り、太陽系が所属する銀河を七銀河同盟に加え銀河の代表をローダンにすると一方的に伝えてきた。

 話し合いの余地がなく、武力で勝つことができないと知ったローダンは表面上、ラール人に従い、ラール人の宇宙船に乗り公会議場に向かった。

 向かった先は銀河間の虚無にある惑星で、七銀河同盟に反抗する反乱勢力があることを知った。ローダンは、地球に戻って対策を講じるため、反乱グループに誘拐されたように装い、反乱グループの宇宙船で太陽系に戻った。 

 ローダンはラール人に従っている芝居を続け、反乱グループから逃げ出しラール人の保護を求め、地球に戻った。アトランは単独行動を取り、先に逃げ出した。

 ローダンは、危機に備え月の巨大人工頭脳の情報を多数のロボットに移していた。アトランは、ラール人に情報を与えるのを防ぐため、月の人工頭脳の情報を消去した。

 ラール人はアトランを捉え、裁判で死刑を宣告した。ローダンは世間にはアトランを死刑にしたと思わせ、奇術師の助けを借り、アトランを救った。

 ローダンは、オラーナ・セストレと結婚した。